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シルバーリング 試作しながら昔ながらの道具が好きということを知りました

シルバーリングの試作をしています。
この太さだと、小学生が作るには難しいので
大人向けになります。

カマボコ型のシルバーの棒を丸くして
ロウ付けしてから、仕上げています。

もともとシルバーの棒に一箇所傷があったので
その傷を消すために結構削りました。
その削ったところを意図的にデザインのアクセントにしています。
やればやるほど、こだわりたくなりますね。

新たな気づき
学生時代はそうでなかったけれど、大人になってからは
紙ヤスリ仕上げがあまり好きではありません。
昔ながらの、金属の刀のようなもので
シルバーの表面をカンナのように削りながら整える方法が好きです。
作業時間も早いですし、面がきっちりと出ます。
いいもの、昔の作り方をできるだけ残しながら
作りたいと作りながら思いました。

昔は電動工具などもなくて、とても不便だったと思います。
その中で、効率的に作る道具や方法を見つけて工夫しています。
それらの技術にこだわり過ぎるのも良くないですが
残せるものは、残したいですし
それが、日本らしさにつながれば、いいと思います。

今後ですが、
彫金は子供向けと合わせて、夜、定期的に大人向けにワークショップを
開こうと思います。一回では作りきれないので、何回か通いながら
自分らしい作品を参加者が作ってくれれば嬉しいです。


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