帝王学の書「超約版 貞観政要」を読んで
基本的に、信頼している先輩方から薦められた本は必ず買って読むようにしています。
(学びの中でも「薦められたものは本に限らず素直に受け入れなさい受け取りなさい」という教えを受けて実践しているのですが、その話はまた別の機会で。この実践も大事かもしれません)
漫画であればたとえば「進撃の巨人」や「キングダム」。
海外でご活躍されている兄弟子の方が講演されている中で、「絶対読むべき!」と薦めてくれました。
進撃の巨人については大体読みました。
キングダムについてはまだ全部読めてはおらず。。。
日々の仕事、宿命鑑定や勉強会の為の準備などに追われており、それらが色々落ち着いたらネカフェにいって全巻さらってみようかな。。。と考えています。
さて、そんなこんなで本当にたくさんの先輩方よりたくさんの本を薦められ、まだ消化できていない今日この頃(感謝しています)
たくさんの本を学びの先輩方に薦めていただいた中のひとつが「貞観政要」。これは中国の古典、リーダーが読むべき帝王学の書、だそうです。
もちろん、中国の原典が読めるわけではないので、書店で
「超約版 貞観政要」(ウェッジ)を購入。日本人の方が訳して、さらに意味もちゃんと書いてくれてるので断然読みやすい(当たり前か)。
開いてみるとわかるわかる・・・。私の「長」としてのキャリアはたかが10名前後の小売りの店舗をいくつか、トータル4年程度の店長で、、、全く偉そうなことをいえないのですが・・・(他の会社のキャリアではよくて主任クラスどまりでした。。とはいえ、役職でその人の人間度が図れるわけではないので参考にはあまりなりません。)
まさにそうだった。
どんなに頭がよくても、性格が悪いと組織に悪影響を及ぼすのです。万引きしたり、裏でずるしたり、、というスタッフもいました。。でも、募集・面接時点ではそれを見抜くのは(素人では)難しい。。。
※もし今同じように面接をしたとしたら、以前よりは見抜けると思います。
これは、自分が部下だった時にもいえるし、スタッフをまとめていたときにもいえること。
あの頃はできていたかなあ・・・指示を出すだけでなく、考えさせる、考えてもらう、一緒にやる、任せる・・・などというスタンスをとりながらまとめていました。すべて、上の言葉通りの意図があったから。これについては大学時代のサークル運営のときからの考えが大きかったのですが。。。ただ、私以外の他の同期のやり方は「トップダウン型」が多かったらしい。。
そして
これもめちゃくちゃわかるー-。。。
自分ができていたかどうかは別として。
これまでみてきた会社(外資系以外)は大体これでも色々ある。。
ふと。手前みそではないですが。
昔不採算のためテコ入れで店長として着任していた店が、一年程度で閉店することになり。閉店した夜。スタッフの方々全員と初めて飲みにいき。
そこで花束をいただき、感動と後悔がいりまじった気持ちになったのを思い出しました。
閉店の理由は、結局は「誰がどうあがいても立て直しは不可能(立地的な条件も含め)」だったから。
だけれども、そう上に決断させたのは自分の勉強不足、力量不足で結果を出さなかったから。
そんな後悔をもうしたくないし、自分と関わった方々にしてほしくないからこそ。
改めて、学んだことを周りの方のために役立てていけるようにならなければ、と感じます。