【勉強法】地学基礎・地学の参考書ルート
ここでは学校採用教材も含めた、私がベストと考える参考書を紹介する。
地学が好きな人が勉強してみようと思うきっかけになったらいいかなと思ったからである。
地学は履修できる高校が少なく(私の住む県には一つもない)、2次試験で受験科目として選択できる大学が少ない。地球科学系の学科をもつ大学ですら、受験科目として選択できないこともある。今、高校の地学教育は空洞化している。
でも地学には、地震や火山の噴火、天気のしくみなど災害対策を考えるうえでとても役立つ単元がある。また、高校生には宇宙や古生物(化石・進化)に関心をもつ生徒も結構いる。地学は面白くて役立つ科目だと思う。
地学は選択者が少ないので、参考書も種類が少ない。ということで自分の独学ルートを紹介していく。
地学基礎 共通テスト対策
①Youtube物理屋チャンネル
1つの動画は10分程度なので見やすい。動きがあってわかりやすい!!
動画の最後に確認問題と解説つき。
②教科書
啓林館か数研出版のもの。アマゾンでも買える(価格は学校で買うより高いかも)。動画を見たり、問題集を解いてメモしておきたいことは教科書に書き込みまくってまとめておく。
③センサー地学基礎(啓林館) 知識の定着
問題が基礎から標準までそろっていて初学者に優しい!これを完璧にすれば共通テストで7割以上は固い気がする。書店には置いていないが、アマゾンで買える(価格は学校で買うより高いかも)。
④『マーク式総合問題集』(河合出版) 共通テスト実戦対策
全統模試と直近の共通テスト過去問を収録。点数を出せるので数値で実力を確認することができ、解説も丁寧。駿台の実戦問題集でもよいが、河合は設問ごとの正答率も出ているので設問の難易度もわかり、絶対解けないといけない問題か、とりあえず解けなくてもよい問題かが分かる。
地学 共通テスト・2次対策
地学基礎以上に参考書の種類が少ない。ホントに少ない。
でも①~③は地学基礎と同様の動画、テキストが使える。これで共通テストで太刀打ちする力は養える。
④『短期攻略 共通テスト地学』(駿台文庫)・赤本
地学は黒本が出版されていない。青本もない。よってこれ以外に共通テスト対策の選択肢がない。
⑤志望校の赤本
2次対策はセンサーの解き直しと赤本で対策。予備校が出版しないなら、いろんな大学の2次地学の問題を集めてまとめてみたい。。