本当の意味で休日を楽しむ文化がない
文字通り休む人書いて休日と呼ぶ。
本来の休日の趣旨は何もしない日だと思う。
何の目的も持たずにただひたすらに暇な時間を楽しんだり、目的地を決めずにフラフラと散歩に出かけたりするのが休日らしい過ごし方じゃないか?
ガチガチに予定を組んで、はい、次、次、次と流れ作業のように消費活動をするのはもう労働にしか見えないよ。これからGWに入る人、既に入っている人にとってこの記事が参考になれば幸いだ。
ニュースとかでよく見かける連休中の人だかり。
皆忙しい休日の過ごし方をしている。
休日なのにゲッソリと疲れて帰宅するのである。
そもそもどうしてそこまで無理して消費活動をしてなんちゃって充実してますアピールをしないといけないんだ?
原因はもう分かってる。
普段は時間が無いからだよ。
労働で忙殺される毎日を過ごしまくっていると唯一の休日すらも余暇や暇な時間を楽しみながらのんびり過ごすという発想が頭の中から除外されてしまう。暇であること自体に罪悪感や不安を感じるようになってしまい、なにかしなきゃ!何かしなきゃといった具合に強迫観念に駆られる。
結論から言うと、休日は何もしなくていいんです。
もしかすると、何もしないことこそ休日のあるべき姿なのかもしれない。
セミリタイア界隈でこんなツイートが流れてきたのを見たことがある。
一日ワンターン制。
どういうことかと言うと一日のうち一つの行動もしくは予定しか入れないし、しない、いやできない。
すごくネガティブな意味合いで使われていたような気がする。要するに気力がなさすぎて何するのも面倒だから一日ワンターンの行動取るのが精一杯だということだと思う。
でも、個人的に私はこの一日ワンターン制はすごくいいルールだと思う。
休日すら忙しすぎる日本人は積極的に一日ワンターン制を取り入れてみてほしいと願う。私の場合、基本休日は何も予定入れないもんだからどんなに多くても自然と一日ワンターン制になっちゃう。
一つ予定があればそれ以上は入れない。
人と会う予定があるならそれが終わったら後は何もなし。起きてる時間のうちあれもこれもそれもと欲張って予定を入れまくっていたら時間足りないし、疲れる。
よくやることよりもその日にやらないことを決めましょう!と言われるがその通り。
休日が5日間あるなら、まずはやらないことを決める。
混雑する場所には行かない、忙しくしない、人と会わない、予定は一つ以上は入れないなど。やりたいことを決めるよりやらないことをルール決めしておいた方が楽。
GWは何もしない余暇を楽しむ練習をしようぜ。