小4の頃の出来事

昭和40年代の田舎での出来事。
小学校4年生くらいだったからうる覚え。
近所は近所はほとんど顔見知りで学校から帰ると「お茶飲み」と称して近所のおばさんたち2〜3人が家に来ていてお茶を飲みながら世間話などしていることもよくあった。

みんな長く住んでいる家ばかりだったが、5件先くらいの家が引っ越し、新しい方が越してきた。
ほとんど家族世帯だったが、その新しい方は40代くらいの一人暮らしの女性だった。
ちょっと影があるようで馴染めない感じだった。
その家からたまにお経が聞こえて来るので、ある宗教の信者だったようだった。

小学生4年生のとき、当時はマイナーだったサッカーをやり始めた。
まだ小学生はソフトボール中学生からは野球が最も人気で、サッカーやる人はまわりには少なかった。

ある夏の日、その一人暮らしのおばさんの家の前の車の通らない道路で、一人でドリブルの練習をしていた。

夕方くらいだったろうか、汗をかきながら一人ドリブルをしていると、その一人暮らしのおばさんに家の中から声をかけられた。
おばさん「暑いでしょ?麦茶でも飲んでく?」
挨拶はするけどあまり話したことはない。
道路には誰もいなかった。
喉は乾いていたので、招かれた家に上がった。

昔の畳敷きの居間に上がると、お盆に氷が入った麦茶が運ばれてきた。
おばさん「喉乾いたでしょ?飲んで」
自分「はい、ありがとうございます。」
そう言ってごくごく飲み干した。

飲み干す姿を近くでおばさんはじっと見つめていた。
おばさん「汗すごいね、もう1杯飲む?」
自分「はい飲みます。」
おばさんはコップにもう一杯注いでくれた。
もう一杯勢いよく飲んだら口からあぐらをかいていたサッカーパンツにこぼれた。
おばさん「あらあら」
と言って急いで台所から手拭きを持ってきて、サッカーパンツにこぼれた麦茶を拭いてくれた。

当時のサッカーパンツはパンツが見えるくらいひらひらしていた。
おばさんは拭きながら、サッカーパンツの中のパンツの隙間からヨコチンが出ていたのを見つけ、
おばさん「あら〜出てるよ〜」
そう言ってパンツの横からちょっと見えていたおちんちんを指でつまんだ。

直接触られたので
自分「わっびっくりした〜」
おばさん「これなに、なに〜(笑)」
そう言って腰を引いた自分の追っかけるようにまたつまんだ。
自分「わっやめて〜」
おばさん「逃げられた〜(笑)」

そのあとごちそうさまと行って家に帰った。
うる覚えだが、あのおばさん、確かにおちんちんを直に触った。
ちょっと怖かったので、そのことは誰にも言わなかった。

(完)

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