私は何者か。
今日は金曜日。
自分を知ってもらうことが目的だったはずの毎週火曜日のこのブログ。
それがいつしか書くことが目的にすり替わり、苦痛に感じていることに気づいた。
楽しみにしてくださっている方々がおられるとしたら申し訳ありません。
さて、いいものを作れば、いいものを提供しさえすれば、お客様に喜んでいただけるに違いない。
この仮説は正しいのでしょうか。
この仮説には、大きな欠点があると考えます。
なぜなら、そこにお客様の視点がないからです。
勿論、良いものを提供することも大切な要素です。
ですが、そればかりに注視しすぎると、肝心なお客様の立場に立って考えるということが疎かになってしまうのです。
仕事は親切、仮説と検証。
私もつい陥りがちになってしまうのですが、自己満足に走ってしまう。
私の仕事で言えば、お客様はなぜ髪の毛を切りに来るのだろうか。
お客様は目的を持って ご来店されます。
お客様の悩みや困っていることは何か、
お客様の求めているのは何か、
お客様が期待をしているものは何か。
お客様の幸福感。
お客様ですら気づいていない願望を把握して、
課題解決に務めることが重要です。
そして、お客様の期待値を超えていくことで感動を呼び、一つの繋がりが強化されていく。
しかしながら、お客様によって良いものの基準が違い様々です。
同時に全てのお客様を満足させることは不可能に近い。
時間、スタッフ、資金など、限られた資源の中で最大のパワーを発揮するためには、絞らなければならないものがある。
誤解を恐れずに言えば、何を捨てるか。
やらないことを決めて、的を絞るということ。
的が広ければ広いほど、価値は薄れてしまいます。
例えば、なんでも揃うスーパーではコモディティ化し価格競争になってしまう。
このお肉なら〇〇だよね、この野菜なら〇〇さんだよね、
といった「〇〇といえば〇〇だよね」と、
何かに特化し認知されることで、ブランドが際立ってきます。
私は「日日是好日」を掲げ、「穏やかさ」をキーワードとしています。
私と出会い推してくださる方々の毎日が最幸になるように、言葉や立ち居振る舞いに気を付ける。
感覚を研ぎ澄まし、お客様の未来を見据えて自分に成しうることを想像し考えぬく。
そのチカラをつけるために、学び続けていきます。
焦らずに…。
日日是好日。
今日もご一読くださり、有難うございました。