正義の連帯

一人一人関心が違い、利害の異なる人々が、
連帯することは可能だろうか。
正義の主体とは何だろうか。
一般的にはこれは主権者と呼ばれる。
しかし、国民が主権を行使する機会は、
どれだけあるのだろう。
大政治家やエリート官僚や大企業が主権を行使しているのが実際だろう。
もちろん、役割上の分業があるから、
国民が直接政治に関わることは難しい。
我々は労働と消費と納税で、
国民の政治をしているのかもしれない。
どうも、連帯の主体は、主権ではない気がする。
わざわざ連帯しなくても、私生活に閉じこもれば、それで充分幸せかもしれないが。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?