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【自己啓発風】なめられない方法を考える【めんどくさがりなあなたに贈る】

今日はなめられない方法について考えたい。

まず始めに断言しておくが、「なめられない方法」などというものをマジメに考えているやつは、確実になめられる。

そんなことは分かっている。

しかし、なめられるにしても、いかにして「なめられない」ようにするか考えておくことが大事であり、意義があることだと思うのだ。ズドンッ(鉛のように重い拳で机をいじめる音)



「なめられる」の定義について


まず、「なめられる」とはどういうことを指すのか。
ここでいう「なめられる」は、顔などを舌でベロベロされることではないことは周知のことと思う。

だいたい、出会いがしらに顔をベロベロしてくる奴なんていない。
そんなことするのは、なんがしかの妖怪ぐらいである。

仮にそういう妖怪風の人がいたとしても、その人に「なめられない」ことは簡単である。
顔に毒でも塗っていればいいのだ。

そうすれば、
「アイツなめてから舌の痺れがとれないぞ」
及び「それに口の中にへんなイボができた」
又は「おかげでご飯もロクに食えない」状態にすることができるのだ。


そんなことが言いたいのではない!
 ない、ない、ない…...…
(静かな部屋に僕の声がこだまする)


そんな妖怪野郎は、黙って保健所に連れて行けばいいじゃないか!

僕が言いたいのは、人から馬鹿にされたり、甘く見られたりしない方法を考えたいということなのだ!バキッ(僕の拳に耐え切れず、机が悲鳴をあげる)


どんな方法ならいいのか


「なめられない方法」と言われて1番に思いつくのは、なめたやつをやっつけてしまうということである。

例えば、まずは数発殴ってみるとか、蹴とばしてみるとか、爪を剥ぐとか、家に火をつけるとかである。

これは確実になめられないが、現実的ではない。そもそもが犯罪である。牢屋に入るぐらいなら多少なめられた方がマシなはずだ。

次に思いつくのが、自分がすごい人になるということだ。

例えば、ノーベル賞をとるとか、総理大臣になるとか、長者番付で殿堂入りするとかだ。

これもあまり現実的ではない。そして、かなりの努力が必要である。努力するぐらいなら多少なめられた方がマシである。

では、どうすればいいのか。
前述の両者を端的に言うならば、
いかにも「あいつをなめると不利益があるぞ」と思わせることなのではないか。

やっつける場合は勿論、スゴイ人になる場合においてもそうなのである。

社会的に認められている人をなめるということは、そいつの価値観を疑われることに繋がるのだ。多少利口な人であれば、敢えてそのような人になめた態度はとらないだろう。

問題はどうしようもないバカの存在である。
いかにスバラシイ功績や才能を持っていると説いたとしても、そのスゴさを理解できないものもいるのだ。

また、いわゆる無敵の人も問題である。
地位や名誉に関心がない、あるいは失うものがなにもない人も無敵であるので、なめられないのは難しい。

極端な話、なめた口を利いてくるチンパンジーに
「何がウキキだ。無礼者、私は社長だぞ」と言っても
「ウキッキ」と言われ、顔を引っかかれるだけの話である。

その点、暴力や武力といったものはバカや無敵にもわかりやすい。

さっきのチンパンジーに「謝らないとこうだ」と頭を木の棒(それも釘とか刺さってて痛そうなやつ)で
ポカポカやれば

チンパンジーも「無礼をはたらき申し訳ございません」となるのである。

やはり、なめることによる物理的で直接的なデメリットを分かりやすく提示するのが効果的なのだ。
しかし、人間社会において最低限のルールとして暴力はよくない。

これらの点を踏まえると、どこか凄そうでいて、直接ぶん殴ってきそうな雰囲気(実際には殴ってこない)を醸し出すことではないか。


結論に入るぞ


ワタクシが導き出した結論はズバリ、
ドコドコドコ…...……ドン!(ドラムロール)

「鬼才を演出する」

ことである。ぱちぱちぱち(鳴り止まない拍手)

ここでいう鬼才とは、
・素人目には何がすごいのかよく分からないが、とてつもない才能がある
・異常なこだわりと気難しさ
・基本的に何を言っているのか分からない
ことを指す。意味をちゃんと調べていないので、本当は違うかもしれない。

鬼才が相手に与えるイメージは、
・よく分からないけどスゴイ(尊敬)
・何してくるか分からない(殴られるかもしれない)
の2つの要素から構成される。

ここでいうポイントは、「よく分からないけどスゴイ」と言う点である。
よく分からないが故に、本当はすごくなくても、それっぽくなる余地があるのだ。

では具体的にどうすればいいのか。
挙げていけばキリがないので、これを読んでいるアナタが、明日からできてより効果的なものを2つ上げていきたい。

・読書の際、読み終わったページを破いていく
鬼才は俗っぽいことはしないので、仮に空き時間があってもスマホをいじるなんてことは許されない。せいぜい読書である。
これからアナタは、人生の空き時間の大半をこれに費やすことになる。

これを目撃した人は、恐怖を覚えるとともに、きっと深い考えがあるのだと思うことだろう。

仮に「どうしてそんなことをするんですか」と言われれば、
目をひん剥いて「分からないのか、過ぎた時間は戻ってこないんだヨ」
と言えばいい。
そうすれば、
「こんなアブナイ人になめた口を利くと、自分も破られるかも」
「破られるのはイヤだから丁寧に接しよう」
となるのだ。

・もちもの全てに顔を描く
鬼才は普通のモノは持たない。できれば「誰がこんなもの買うんだ」というモノを持っていることが好ましいが、買い集めるのはタイヘンである。
そこで、今持っているものの全てに顔を描くのである。

これはタイヘンに不気味である。
しかし、周りの人にしてみれば
「あの人はナニカが見えるのね。さすが鬼才ね。」
「ああいう人を怒らせると何するか分からないわ」
「あんまり話かけないようにしよう」となるのだ。


終わりに


実に大したことのない文章でしたが、タイヘンに長くなってしまいました。

読んでくださった奇特な方にはお礼を申し上げます。

今回は自己啓発風な内容にしてみたつもりなので、
皆さんの生活に活かしていただけると幸いです。

ちなみに僕はといえば、周囲からうすーくなめられていると思います。
今回述べてきた「なめられない方法」は実践しておりませんし、実践するつもりはありません。

なぜなら、もっとなめられる危険があるからです。

本当にすいませんでした。


パソコンのJキーが押して戻らなくなってきた悲しみを胸に

人力ヒコーキ

















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