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「九人の翻訳家」めっちゃ騙された

note初めてわりと時間経ったけどまだ2本しか投稿してない。自分の飽き性には目を見張るところがありますね。
映画自体は見てるしFilmarksにも記録してるけどnoteの文字数になると腰が重い
あとティアキンが楽しすぎて、、、

あらすじ

なんか世界で10億ドル売り上げたベストセラー小説の完結編が出るらしく、世界中で同時に売るために九カ国の翻訳家たちを集めて秘密漏洩を防ぐために地下に軟禁する。ってところから始まる。
これダヴィンチレコードで実際にあった話らしい
あの映画もまだ見れてないから近いうち見たいなあ

それで原稿が漏洩しないように結構厳重にしてたのに、「大金よこせ!さもなくば原稿を世界にばら撒くぞ!」って脅迫メールが届いたから犯人探しが始まる!ってやつ

感想(ネタバレ無)

結論から言うと面白かった!騙された!って感じ
まず翻訳家たちのキャラクターが好きやった
ギリシャ語のじいちゃんとポルトガル語の姉ちゃんが特にLOVE!!
最初中国人の人以外国籍全然分からんかったけどドイツ語があのお姉さんなのは解釈一致すぎたな
あと編集長も顔かっこええね

この映画、時系列の違う映像がちょくちょく差し込まれるから最初らへんよく分からんかったけど、見てるうちにセリフとかで結構クリアになるから難しめに見えて全然見やすい映画やと思う。
普段ミステリーをほとんど摂取しない(1年くらい前に「ある閉ざされた雪の山荘で」を読んだ以来の)自分が理解しながら見れたから問題ないはず

この作品もう中盤あたりで犯人わかっちゃって、原稿を漏洩させる手口とかその辺に重きを置いてる感じやった。
俺は衝撃すぎて普通にえーー!!て声出したんやけどこれ一番最後のネタバラシまで当てれる人おるんかな。余程ミステリーに肥えてないと無理やと思う。ミステリー素人の自分が言うのもなんやけども
でも結末を知ってから色々思い返したら確かに所々都合良すぎるなってなるからよくできてるんよなあ。


↓↓物語にあんま関係ない微ネタバレ↓↓


え、そんなに人死ぬ?って思ったの自分だけかな
本屋のおっさんとかアンラッキーなお姉さん(あの人死んだっけ?記憶が定かじゃない)とかはまだわかるんやけどデンマークのおばさんどした??
自分の小説ぼこぼこに罵倒されて首吊るかなあ
余程自尊心破壊されたんやろなー、お気の毒に。
あのおばさんの死は商業で文学を見る事へのアンチテーゼの演出として自分の中で片付けた

この作品一貫して商業として文学を見る人とただ心から文学を愛す人の対比がある。翻訳家たちはもちろん後者なんやけど、前者、言うならば今作のヴィランに当たる人も確かに昔は後者だったであろう描写があってそこがよかった。

ただ「収益の低い国から殺す!」みたいなセリフは自分の中でちょっとおもしろがかっちゃった。金すぎるやろ

それと登場人物の設定を活かしたシーンも終盤にあってそこがかなりアツかったな
あとローズマリーちゃんが決断するところとか



最後に

100分ちょっとしかなかったけど見応えバッチリ!!!
気になるような所は全部回収してくれるからスッキリ見終われる。
俺の映画観るIQが低すぎる可能性も全然あるけども。

u-nextとかアマプラとかで見れるぽいから気になった人は見てみてほしい!!

追記

最近椎名林檎とかドリカムのライブに行って最高に感極まったから、そういう音楽ライブの感想も投稿しようか迷い中。
ただ個人的にライブのネタバレが好きじゃないんやけど、自分に曲のネタバレ無しでライブレポ書ける力量がないです、残念ながら
タイトルでネタバレの警告してライブレポ書くのもありかなあ、、

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