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見逃しやすい膝関節の伸展制限への鍼灸師的アプローチ(後編)

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こんにちは!陣内(@jin_anzu)です。

いつもご覧くださりありがとうございます。
今回は「見逃しやすい膝関節の伸展制限への鍼灸師的アプローチ」というタイトルで書いていきたいと思います。

前回は基礎的な膝関節の伸展制限に関与する組織について書いていきました。

今回の記事はそれらに対してどうアプローチをしていくかについて書いていきたいと思います。


私たちが行える介入方法は例えば不可逆的な組織変化があっている場合その組織にいくらアプローチをしたとしても大きな変化を生むことは残念ながらできません。

となるとその組織や運動に対して 「使い方」が変わるようなアプローチなどを行った方が結果として患者さんのQOLが上がる事は非常に多いと感じています。

今回はそのような事例が多い膝関節に関してのアプローチの一つとして思ってもらえると良いと思います。

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今回は論文やエビテンスに沿っていない部分もあります。
経験的に私自身の意見も多分に含まれるため「思います」、「考えられます」という表現が多くなります。

全てを鵜呑みにしないでご自分でもう一度考えていく事が重要になると思います。

それでは内容にはいっていきましょう♪

前回のおさらい


前回の記事はまず伸展制限が起こると機能的にスクリューホームムーブメントが行われず伸展位での安定性が低下することをお伝えしていきました。

伸展の最終段階で前十字靭帯、内・外側側副靭帯の緊張が強くなり安定性が高まるということでしたね。

伸展ができないことにより
・膝が完全伸展位をとれない事による伸展筋群の筋力低下
・安定化の低下による変形性膝関節症のリスク増
・罹患している膝関節疾患の悪化のリスク増
・異常歩行の誘発により膝関節及び他の荷重関節への影響

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