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人生100年⁉時代。30年間勤めあげた仲間の門出は新たな船出。
人生100年時代。社会人人生を一つの会社で勤めあげたり、同じ会社に長く居続けることは、これからどんどん珍しくなっていくと言われています。
そんな中、当社社内で「和尚」(※)と呼ばれている、オイシックス・ラ・大地入社は1990年のHRの仲間が、つい先日最終出社日を迎えました。(入社自体は経営統合前の大地を守る会です)
※和尚という呼び名の由来は、オイシックスと大地を守る会の経営統合時に「駆け込み寺」という、社員が誰でも気軽に相談出来る取り組みをおこなった時に由来するのですが、風貌もそのまま和尚で社内の多くの仲間が実際に和尚と呼んでいました笑
ちなみに1990年というと、僕はまだ3歳になるかどうか。物心がつき始める頃。もっと言えば、和尚は僕の親父とほぼ同年代で還暦を超えたばかり。そんな前から当社で就業し、様々な部署を経験、統合後の直近3年間をHRで過ごした和尚。
生産者さんのところを訪ね、実体験を通じてつくり手に対する理解を深める「畑の体感研修」という研修機会は和尚の農産時代の人脈や経験あってこそ。コロナ前、毎週水曜日のお昼時に社内で運営していた「味噌汁Bar」は、和尚が前日の夜から丁寧に出汁から取り、当社食材が入った美味しいお味噌汁が社員にふるまわれ、その周りにはいつも温かい空気が流れていました。
振り返ってみてもHRで仲間として一緒に過ごさせてもらえたことに、本当に感謝しかありません。3年間の中でも色々な思い出はありますが、和尚には何とも言えない、不思議な安心感を感じていました。
そんな和尚ですが、退職してゆっくりされるわけでなく、すぐに次なるチャレンジを始められます。ご自身でFacebookにも書かれていましたが、
陸前高田にあるタイム缶詰という製造業を営む会社の経営メンバーとして新たなチャレンジをスタートされるとのこと。タイム缶詰さんは、東日本大震災で工場がすべて流された後、建物が無事だった山の中の工場に設備を新調し、製造を再開された再建真っ只中の会社。
当社の「大地を守る会」ブランドでも、「ツナ缶」や「サバ缶」などを出荷してもらっています。和尚曰く、良い商品をつくるだけでなく、地域や三陸の方々とのネットワークをつくり、少しでも東北の復興の後押しになれればと思い、決意したとのことでした。
人生100年時代と言われる中で、いつまで生きるか、どう生きるかは、人それぞれですが、年齢問わずチャレンジする先輩の背中は本当にかっこいいものです。企業人事に関わるものとしては、その背中を後押しする支援を自社ならではでつくっていきたいと思っています。
和尚、本当におめでとうございます。そして、今までありがとうございました。何より、これからも宜しくお願いします。和尚のこれからのチャレンジ、心から応援しています。和尚に幸あれ!!
そんなこんなで今宵もここまで。Twitterでちょくちょく発信しています。宜しければ是非フォローしてください。
8月からの新しい挑戦について書きました。宜しければ是非読んでいただけると嬉しいです。地方の行政や企業の方は、ぜひ色々とご一緒できると嬉しいです。 https://t.co/KA1dzKDj8g#リクメディア #カラビナテクノロジー #オイシックス・ラ・大地
— 三浦 孝文/オイシックス・ラ・大地(株)/HR (@takafumi1987) August 1, 2020
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