目指すはターミナルであり、町の定食屋!?ぼくが人事のコミュニティを続ける理由
ターミナルは、人が新たな目的地に行く時の旅立ちなどのスタート地点だったり、目的地から帰ってくる時におりたつ、その旅の終着地点のような場。
町の定食屋は、その町で暮らす人やその町に関わる人が日々の活動を続ける時のエネルギーチャージの場。
※先日訪れた那覇の国際通りの屋台村。活気に満ち溢れてました
どちらの場も、多くの人が交わり賑わうけれど、そこにいる人の持つバックグラウンドは様々。
共通しているのは、ターミナルも町の定食屋も立ち寄った後に、個人の中でまた次の一歩を踏み出す為にあるキッカケの場ということ。そしてそこには、その一歩を支援する人たちがいます。
※自分にとってのチャージの場、地元のお好み焼き屋「宮じま」
なぜ人事が集う場=コミュニティをつくり続けるのか
少し前置きが長くなりましたが、note最初の投稿で「人事ごった煮会」というコミュニティについてや、コミュニティ運営者としてのミッション、約束していることについて書きました。
事業会社人事が「人事ごった煮会」という人事向けコミュニティで約束している3つのこと
なので、今回はその背景について、「なぜ」の部分について書いておきたいと思っています。
リーマンショック直後、自身が大学を卒業した2010年から社会人になって9年近くが過ぎました。この9年間を見ても、テクノロジーの進化に伴って、市場環境や会社の状況、規模など、個人を取り巻く環境は日々目まぐるしく変化しています。
地元の大分駅にもいつの間にか立派な駅ビルが建ちました…※写真は建つ前の大分駅、、何もないですね
そのことは、組織に向き合う私のような人事の役割にも多くの影響を与え、様々な課題が出てきています。
HRテックも界隈で盛り上がり、毎年のように新しいサービスが出ては勃興し、そのサービスを使いこなす人たちが、入れ替わり立ち替わり、界隈のメディアを賑わすようになりました。
自身を振り返ってみても本質的な組織や人の課題に向き合うことから、日々の早い変化の中でいつの間にか目の前のツールを使うことが目的になってしまったり…
人事に求められる役割は、目まぐるしい変化の中で
管理的な役割や、計画的な事業成長に紐づく組織の成長に重点をおいた役割
から、
非連続な事業を生み出すための組織づくりや、所属する社員個々に重点を置いた社内外問わない成長支援など、組織にも個にも寄り添いながら創り出すことが役割
として求められるようになっています。※人事の役割そのものが変わってきていることを痛感します
そんな中でも、周りにいる魅力的な人事の方々は日々さまざまな課題に前向きに向き合っているのですが、
これらの課題は、共通項や近しい部分が多々あったり、複数あって複雑に絡み合っていたりしています。そんな時に、
一社や一人だけで考えるのではなく、複数社や複数人で考え協力し、アクションを起こせば、より良いスピード感を持って生み出せることがある
と思っていますし、
競争するだけでなく、共創できるところは、共に取り組み、組織や社員に価値を還元していくべき
と。
※場づくりに欠かせないと思っている食をともにする時間。美味しいものは人をつなぎます
だからこそ、自身が運営に関わる「人事ごった煮会」では、
いま目の前にある課題だけでなく、本質的に解決すべき課題に少しでも早く辿り着くキッカケを提供したり、共に課題に向き合う社外の仲間との出会いをつくっていきたい。
そこに行けば、どこかあたたかい仲間に出会える、エネルギーをチャージして、目的地に向けてまた一歩を踏み出せる。まだまだ試行錯誤で道半ばですが、そんな場をつくり続けたいなと思っています。
台風の影響で、移動と読書と仕事で終わった一日。これからの地域の皆さん、どうかお気をつけて!
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