いま改めて考える求職者と企業の出会い方。大切なことは何か!?
就職活動と、採用活動。求職者(学生さんや転職者)と、企業側。同じフィールドにいるようでも、立ち位置が違うだけで、簡単にボタンの掛け違いが起こってしまう2つの活動。求職者として3回、人事としては社会人人生のほぼ8割と長くこの活動に関わってきた。
ちなみに、noteのバナートップ写真は幹事もつとめていた懐かしのVenture's Liveのイベントでの一コマ。この話はまたいつか…
出会い方を変えれば、その後の関係性は変わる!?
一ヶ月近く前の6/26の夜、弊社オフィスでOGOJ会vol.2を開催しました!※OGOJとは「O:おもしろい・G:学生と、O:おもしろい・J:人事」の略です
本会はわたし自身も信頼するDMMぬまのいさん、CAおざまささん、RMPいわさきさん、そしてわたし自身の4人で一緒に企画し、立ち上げた会なのですが、
概要としては、それぞれが信頼できる他社の素敵な人事界隈の方を中心に、その方々のすぐそばにいるおもしろい若手社会人や学生さんに声をかけ、合計50人前後の様々なバックグラウンドを持った人たちに素敵な出会いを提供しようというものです(※学生の学年は不問です
イベント詳細はCAおざまささんのブログ(第一回の開催の時のもの)にも!
https://ameblo.jp/zundy/entry-12387341702.html
※ぜひ色んな人に読んでほしい!
会自体は採用活動や就職活動に直結するようなものではなく(むしろそういう色は消してます)、緩やかに、でも確実に共通項で繋がりが生まれつつあると感じられたし、
何より参加者がみな自然体で、ここでの出会いが既存の就職や転職にとらわれない未来の繋がりになっていくことを実感しました。※実際、短期的な就職や転職に限らず、仕事的な付き合いや友人関係など、様々な関係性に発展しています
ここで大切にしてきたのは、
・信頼できる人から、信頼できる人に声をかけ
・1対nのパワーバランスになる会ではなく、n対nが出会い→1対1が盛り上がる会にする
・全員が主役として会の中でアウトプット(話す機会を持つ)する機会をつくる
ことです。
その他、日本全国47都道府県の公務員をつなぐ「よんなな会」を主催する脇さんや、その分科会でもある「よんなな学生会」を運営する岡田くんと一緒に、誰しもが心に持つふるさとをテーマに、社会人や学生が出会う「よんななふるさと会」を企画運営してみたり、
リディラバさんと一緒に、「ソーシャルインサイトハブ」という社会課題と向き合いたい若手人材と社会課題解決に取り組む企業やNPOのプロフェッショナルが共に社会課題の現場を訪れ、議論し、交流を深める場をつくってみたりと(前回、僕は川崎市立井田病院を見学、その後に学生さんとディスカッション)、
とにかく、出会い方の仕組みや構造を変えたり、出会う時のパワーバランスをフラットにすることをここ数年ずっと人事とした意識し、活動してきました。
このように、一個人として企業と求職者の出会い方を意識してきた背景には、現在の採用活動や就職活動に蔓延している、企業側や求職者側がお互いがお互いに、
化粧しあって、なかなか素顔が見えにくく、結果として後日誤解を生んでしまい、互いが不幸になってしまう状態
を何とかしたいという想いがありました。でもこの問題は決して、企業や企業人事、求職者側だけの問題ではなく、
採用活動や就職活動という出会い方=仕組みや構造にこそ、本質的な課題がある
と思っています。※もちろん出会い方はその入り口に過ぎませんが…
事業会社の一人事として、出来ることは限られていますが、現場にいる当事者だからこそ出来ることからやり続け、少しずつポジティブな変化を創っていきたいなと思います。
皆さんの感じる採用活動や就職活動の課題は何ですか!?ぜひ色々聞かせてください。そして何かしら一緒に解決に向けて、トライしていきましょう。
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