人事部長その27〜講師編②〜学校と企業の関係〜
以下、とある人事部長の主観が
多く含まれますがご了承ください。
普段から新卒採用にて
各学校には懇意にして頂いており
専門学校や大学で非常勤講師や
臨時講師やれているのも
普段からの関係性が功を奏したことだったり
一度のご縁でお声かけ頂いたり
人事の仕事でも
【ご縁】で始まる仕事はとても多い。
僕の働く会社は
中小企業で創業30年を越した会社。
学生へのPR活動に
学校との関係性は不可欠。
しかし学校にも様々なタイプがあり
取り組める学校とそうでない学校がある。
逆に学校側からしても
取り組める企業とそうでない企業があるだろう。
普段の企業PR活動で行き詰まり
ナビだけではなく
こちらからアクションを起こしてPRする場として
【学校】は僕が働く会社にとっては不可欠な関係性だ。
しかし就職活動に対する取り組み方は
本当に学校によって様々。
取り組める学校の特徴は
○学校側と学生との距離が近い。
○担当者が学生をイメージして話す。
○企業へ足を運ぶ。
○就職の授業がある。
○担当者の熱意。
取り組みずらい学校の特徴は
○就職指導を学生の自由意思で行っている。
○比較的就職率が高い。
○一定の企業しか取り組まない。
○電話で営業しても求人票の送付のみ。
○就職担当者が具体的な学生をイメージしてこない。
簡単に言うと
その学校の就職窓口の担当者が
【困っている】か
【困っていない】か。
なのかな?と思う。
○就職率が良くない。
○学生をなんとか本気にさせたい。
○学生に何かきっかけを与えたい。
○学校から就職率のアップを求められている。
○人気企業の説明会を誘致したい。
そんな熱意のある学校は取り組みがしやすい。
●担当者がそこまで骨を折らなくても就職率が悪くない。
●企業が勝手に集まってくる。
●学生が多すぎてひとりひとり対応してない。
●就職窓口と担任の連携がない。
●就職窓口がコロコロ変わる。
●求人票受け付けるしか対応してくれない。
企業も一緒だ。とも思うが
人気企業でもわざわざ学校へ出向いて
熱心に説明するシーンを何度も見ている。
学校のスタンス次第なんだろうか。
そもそも学校とは専門的な学問を
【学ぶ】
ところであって
就職活動とは一線を引く?みたいな。
そういうものなのだろうか?
気を悪くした学校関係の方。
申し訳ございません。
単純に企業と学校が
組める場面がもっともっと増えたらいいなと
思います。
僕が講師の仕事を通じてやりたいことは
①
【こんな事を学校が教えてくれたらいいな!】
【こんな事聞いてない!】
【これはもっと知りたかった!】
と社会に出て思ったことを伝えること。
礼儀作法や報連相、報告の仕方だったり
人の協力を得る方法だったり。
②
自己分析や企業研究を通じて
アウトプット【話す、書く】
インプット【聞く、読む】
コミュニケーションのブラッシュアップ。
③
そしてそして一番の売りは
企業人事担当者であるということ。
学校の先生にはできない角度で
学生にアプローチする。
要は裏側を見せること。
※ちなみに弊社の採用のために講師をしている
訳ではなく別事業としてやっているのです。
そんなことをコンセプトにしている授業は
とても楽しいが、
まず学生に興味を持たせるのもまた大変なのだ。
次回の講師編はそこに触れようと思う。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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