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「天照皇大神宮を守護する聖地:二見浦と興玉神石の物語」

皆さんこんにちは。

今回ご紹介するのは二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)さんです。

二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)は、三重県伊勢市二見町江に鎮座する由緒深い神社で、古くから神聖な地として崇敬を集めています。

当社の御祭神は、興玉大神(おきたまのおおかみ)として知られる猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)を主祭神に、相殿に宇迦乃御魂大神(うかのみたまのおおかみ)を祀ります。

その歴史は、神々の理想郷「常世の国」から降臨する神々が最初に寄りつく聖なる岩とされる興玉神石を中心に、深い信仰と伝承が育まれてきました。

興玉神石は、海中に鎮座する神聖な岩であり、その門石(鳥居)として立てられたのが夫婦岩です。

夫婦岩には大注連縄が掛けられ、これが神々の住まう聖域と俗世を隔てる結界としての役割を果たしています。

この神石は古来より、神々がこの地上に蘇り、神徳を示す場所とされ、また、神々の魂を奮い起こす導きの地として崇められています。

御祭神である猿田彦大神は、天孫降臨の際に天八衢で道案内を務め、神威を顕した導きの神です。

その後、伊勢の五十鈴川上に至り、神聖なる地を定めました。

この地は、第十一代垂仁天皇の皇女・倭姫命(やまとひめのみこと)が天照大御神を奉戴し、興玉大神の守護のもと、五十鈴川の川上に皇大神宮を建立した場所として知られています。

倭姫命がこの地を訪れた際には、船を二見浦に停められ、当地の美しい景観に深く感銘を受けたと言われています。

また、興玉大神は土地の災厄を鎮め、道を切り開く衢神(ちまたのかみ)としての役割も果たし、人々の魂を清め、蘇生させる力を持つ神として信仰されています。

相殿神である宇迦乃御魂大神は、衣食の充足や産業の守護神として人々の生活を支えています。

この両神のご加護を受け、多くの参拝者が訪れています。

当社の歴史は、雄略天皇の時代にその霊験が広まり、天平年間には行基が千手観音菩薩を本尊として迎え、興玉神石に因む寺院を創建するなど、仏教とも深い関わりを持ってきました。

しかし、明治九年の神仏分離により神社として改めて造営され、今日に至っています。

夫婦岩の間から昇る朝日は神々しい美しさで知られ、特に夏至の頃にはダイヤモンド富士と呼ばれる景観が見られることから、全国から参拝者や写真愛好家が訪れます。

また、夫婦岩に掛けられる大注連縄は年に三度取り替えられ、この伝統は700年以上も続いています。

これらの儀式は、神域の清浄を保ち、参拝者に神聖な空間を提供する大切な役割を果たしています。

二見興玉神社は、神々と人々を結ぶ霊地として、また心身を清める禊の地として、その神聖さを今なお広く伝えています。
<二見興玉神社さん引用>

「天照皇大神宮を守護する聖地:二見浦と興玉神石の物語」

二見興玉神社さんは「伊勢市駅」より東に向かった所にあります。

伊勢にお詣りするなら二見からの習わし通り、最初に訪れました。

光り輝く晴天の下、参拝に上がります。

伊勢湾を一望する、素晴らしいお社。


一礼して入ります。


由緒書き。


白鷹さんの樽が沢山奉納されています。


手水舎。


龍宮社さん。

注連縄の奉納が出来ます。

ほんと綺麗です。


こちらにも説明の立て札が。

禊橋を渡るとお社が。

神域に近くなっていきます。

潮の香りが素敵。

夫婦岩。

大きいですね。


かえる。

かえるパート2

かえるパート3。


遥拝所がありました。


かえるパート4。

かえるパート5。

多いですね。


かえるパート6な手水舎。

独特な形ですね。


天の岩屋さん。


こちらも注連縄の奉納ができますね。

青い海と夫婦岩。

かえるパート7。

かえるパート8。

反対側の鳥居。

お食事処が並んでします。


狛犬さん。


健やかな気分。

二見興玉神社さんを後に次のお社に向かいます。


その前に腹ごしらえ。

名物の手こね寿司と伊勢うどんを頂きました。

好みが分かれるお味。

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