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統計学から導き出された100切り3つの法則!

100切り。ゴルファーの誰しもが達成したいとはじめに掲げる目標です。

しかし2008年にGDOが行った調査では、100を切れているゴルファーは全体の約3割ほど。7割のゴルファーは100を切れていないという悲惨なデータが出ています。

私は長年コーチをして来た中で、100が中々切れない方達は特徴があることをレッスンの現場と統計学を照らし合わせた中で見つける事ができました。
実際、今回お伝えする内容を知った都内の実店舗でレッスンする会員さんも、長い事100が切れそうで切れなかったという方や初心者の方でも比較的短期間で切れた等、実証済みです。

100を切るためには一般的に
・ある程度のショット力
・OBを打たない
・ショートゲームが大切
・無理をしない等のマネジメントが大切
・メンタル(マインドセット)が大切
など言われますが、まったくその通りです。
しかし、それ以上に

コースが何を求めているか?

を知ることが重要になります。

よく上級者やプロが設計家の意図を​見抜いてコース攻略する事が必要。
などと言いますが、100が切れるか切れないかの段階でそこを考えるのは大変ハードルが高い話です。
もっと単純に、これから説明する3つのポイントを抑えるだけでも100を切ることが出来るのです。
ゴルフゲームの本質とも言うべき内容がコースから読み解けるとコースの見え方がこれまでとは全く変わって来ます。

結論を先に言うとその答えは…
ラウンド終了後に書き終わったスコアカードに出ています。

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100を切れる人のスコカードと切れない人のスコカードではハッキリと分かる差が存在するのです。
よく、100が切れなかった時頭に来てスコカードを捨ててしまう方がいますが(過去の自分がそうでした💦)重要なので残しておいて下さい!

これからお伝えする3つのポイントがバランス良くできた場合、これまで中々切れそうだったのに切れないと悩んでいた方も、不思議なほど簡単に100が切れるようになります。

また、この3つのポイントは現在100を切れない原因に直結しているため
自分が取組むべき事を教えてくれます。
漠然と練習をしていても100は切れませんので、次のラウンドに向け何を意識し練習すれば良いか明確になるので、目標達成へのスピードも上がってきます。

3つのポイントを説明後、それぞれのポイントを向上させる為の練習方法やドリルも併せて説明していきたいと思います。

まずはじめの1つ目

ポイント1

①パット数が40を超えていない

パターは当然ながら大切です。

各ホールグリーン上での規定打数は2パット(18ホール×2打=36)で仮に72で上がりショットが36打だった場合、パターは半分50%になります!
3パット、4パットを叩く割合が多い方はよほど他のショットでカバーできない限り100は切れません。

実際統計上からも100を打つ人のスコアは約40%になっており、切れている人のパット数はほぼ40以下に収まっています。
アプローチが元々得意な場合40以上叩いても切れる等、勿論例外はありますが毎回40パット以下であれば安定的に100以下で回れます。

ラウンドレッスンをするとパット数が多い人の特徴は、概ね初めのファーストパットの距離感が合わない人が圧倒的に多いです。
そうは言ってもパターが苦手で距離感も掴めないんだよ!
と言う方もいらっしゃると思います。
よく巷のゴルフ指南書やユーチューブ等で、自分のスタンス幅の内側から内側で何ヤード外側から外側で何ヤードと基準を作ると言ったロジックがありますが、これまでのレッスン経験やみずからの経験上これで感を養える方はほんのごく僅かでした。

パターは距離“感”と言われる位、理論よりも“感”を養う事が大切になります。
もっと簡単に、自分の距離感を作る方法があるので後ほど説明していきます。

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