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起業する前に必ずやっておくべきこととは?:マーケティング基礎講座

今日のテーマは「起業する前に必ずやっておくべきこと」です。

近年、働き方が変わってきていますから、起業したい方も多いと思います。

しかし、何も考えず起業しても、それはやはりうまくいかないですよね。


では、起業する前にやっておくべきことは何でしょうか。

何を準備しておけば、起業してからスムーズに軌道に乗るかということです。

では、今日も三択クイズです。

正解はどれでしょうか?

1. 自分のスキル・専門性をとにかく高める
2. お客さま候補になりそうな人を明確にして、その人に話を聞いてみる
3. 自分のビジネスに関するホームページをつくる


この3つのうちどれが正解でしょうか?



答えは、2. お客さま候補になりそうな人を明確にして、その人に話を聞いてみる、ですね。

お客さまを明確にして、ヒアリングをしておくことが大切です。

ホームページをいきなり作ろうとしても、どのような人に向けて、どのようなビジネスやるのかが明確でなければ、何も伝わらない、中身のないホームページになってしまいますよね。

そんなホームページを作っても、そのホームページからお客さまが来るということはないでしょう。

そもそもホームページがとても重要なビジネスと、それほど重要度が高くないビジネスがあります。

ホームページから直接お客さまを集客しづらいビジネスがあるのです。

ですので、ホームページはもちろんあるに越したことはないのですが、最初にやるべきことではありません。

また、ご自身の専門性を活用してビジネスをするのであれば、スキルを高めることも大切ですが、必要以上に高めても意味がありません。

この、「とにかくまずスキルを高めようとする」という人は結構多いように思いますが、ただスキルを高めても、どのようなお客さまにその商品を提供するのかが明確でなければ、そのスキルが本当に必要かどうかも分からないですよね。

スキルだけあっても、それをビジネスで使わないかもしれないですし、それがお客さまの役に立ってビジネスになるかも分からないのです。

もちろん、一定のスキルは必要ですが、ただやみくもに高めても意味はないのです。

ですので、まず自分がどのようなお客さまに来ていただきたいのかを明確にする、

そして、その来て欲しいお客さまに近い人に話を聞いて、どのような悩みがあるのか、どのような願望があるのか、を聞いておくことが大切なのです。


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「ゲーム戦略」のノウハウの中で「りんご理論」という話をするのですが、お客さまが「りんごが欲しい」と分かれば「ここにりんごありますよ」と言えば売れるわけです。

りんごが欲しい人にりんごを提案すれば良いだけですから、そんなに難しいことではないのですが、お客さまが「りんごが欲しい」ということが分からないから、「ここにみかんありますよ!」と言ってしまっているのです。

それでは、お客さまは「いや・・・そんなものいらないです」となってしまいますよね。

もちろん、りんごが欲しい人に対して、その後は、りんごがおいしいかどうか、綺麗に包装されているか、ということも重要になってきますが、そもそもりんごが欲しいということが分かっていなければ、商品が売れるわけがないのです。

ビジネスでいえば「りんご」は「お客さまがどういう課題持っているか・どういう願望持っているか」にあたります。

ですから、お客さまの課題や願望を理解することが、何より重要になるのです。

でも、ビジネスを始める時は、お客さまがどのような課題や願望を持っているのか、がよくわかっていないということが多いんですよね。

ですから、来て欲しいお客さまに近い人にヒアリングして、お客さまの課題や願望をできるだけ理解できるようにすることが大切です。



ということで、起業する前にやっておくことで大事なことは

・お客さま候補になりそうな人を明確にして、その人に話を聞いてみること

なのです。

ぜひ、皆さんもまずは自分のお客さまになりそうな人に話を聞いてみてくださいね。

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