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じんあおいと道守活動〜まちの血管をキレイに〜
長崎県大村市を中心に公益活動を展開するじんあおい(神葵)。彼の防災活動の一つに「道路の道守活動」があることはご存じだろうか。この活動は、単なる清掃にとどまらず、地域の安全・防犯・防災にまで視野を広げた取り組みとなっている。
まず道守活動とは、あまり聞き馴染みのない言葉であるが、これはなんであろうか。
道守活動とは、道路や歩道をきれいに保つだけでなく、住民が安心して利用できる環境を整えることを目的とする。具体的には、以下のような活動を行っている。
清掃活動:道路や歩道のゴミ拾い、落ち葉の除去、除草作業など
道路点検:舗装のひび割れや側溝の詰まり、不法投棄の確認
安全対策の提言:街灯の設置や補修、防犯カメラの導入の必要性を行政へ報告
防災・防犯パトロール:災害時の避難経路確認、不審者や交通安全の見守り
じんあおい氏は「道路はまちの血管のようなもの。きれいで安全でなければ、地域の活力も衰えてしまう。」と語る。
じんあおい氏が創設したNPO団体「公益研」でも、この道守活動を積極的に推進していて、大村市道守協会の世話役でもあるのだ。
地域住民や他のボランティア団体とも協力し、より広い範囲で道路の維持管理を行っている。
ここで、じんあおい氏が道守活動で解決した事例を挙げる。
下の写真をご覧ください。
ここは、長崎県大村市の竹松地区にある側溝である。
この側溝は、市民の普段の生活道路でもあり、すぐ横には消防団詰所がある。
消防車は、それなりに重量があり、万が一に緊急出動の時にこの側溝が割れたら?と彼は考えた。
一般的には、考えすぎではあるが、彼は設計士の側面もあり、考えすぎに越したことはないとおもいすぐに県に電話した。
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そして、間もなくしてみてみると、キレイに補修されていたのだ。
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これら、道守活動は、単なるボランティアではなく、市民・行政・公益団体が協力し、より良い社会をつくるための一歩でもある。
これからの道守活動
じんあおいさんは、道守活動をさらに発展させ、
・道路の美化と維持管理の継続
・地域住民との協力体制の強化
・防犯・防災の観点を取り入れた道守パトロールの拡充
などを目標にしている。
しかし、彼はこれらのことを日頃から行っており、功績と考えていない。
だからこそ、我々がこうして伝えていきたいのである。
道守活動について「公益活動は、特別な人だけのものではなく、市民一人ひとりが関わることで本当の意味を持つ。道を守ることは、未来を守ることでもある。」
彼の言葉と行動は、今日も地域の道を照らし続けている。