複写論文届く
少し前に依頼した複写論文が国立国会図書館から届いたので図書館に取りに行きました。
今日はかなりの暑さ。私の感覚では梅雨明けした気がします。
東京と関西の距離の違いからか今回の複写は関西からより時間がかかりました。
たくさん論文を集めたのでしっかり読んで知識を蓄積したいと思います。
今回は国文学の雑誌からの論文も複写。
歴史学と国文学はお互いに独立して存在しているわけですが、それぞれの蓄積された研究を参考にすればまた違った見解が導かれる。
変な縄張り意識が昔から存在している気がしていますが
相互研究するぐらいの度量を示してほしいと常々思っています。
今谷明先生が書かれたミネルヴァ日本評伝選「京極為兼」は朝廷政治で活躍した為兼を描いていますが、井上宗雄先生が書かれた人物叢書「京極為兼」は和歌が中心の叙述になっています。
今谷先生が歴史学、井上先生が国文学ということでそういう書き方になるのでしょうが、それぞれを読んでよりわかるということ。専門外のことにはあえて触れなかったのかもしれません(編集方針がわからないので推測になりますが)
和歌や文学を用いて歴史を叙述することが可能だということをもっと多くの研究者が知って利用してほしいとずっと思っています。
これについてはいつか記事にします。
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