良い映像は良い結婚式から
この映像、素敵だな!
この写真、よく撮れたな!
SNSが普及してから世の中に発信される
素敵な瞬間たち。。。
ここには
当たり前
ですが
怖い
事実があります
それは
良い映像も良い写真も
全ては結婚式次第
だということ
日々結婚式を撮っていると
今日は良い絵がたくさん撮れたな
今日はまぁまぁだったな。。。
みたいに結婚式によって
撮れ高のムラ
を感じることがある方も少ないのではないのでしょうか
数をこなすように結婚式を撮影していると
ある程度は自分の腕で残してあげられるものの
笑顔や涙など表情の豊かさは
カメラマン自身ではコントロールできないため
このムラが生じるのだと思います
僕はつねづね
この撮れ高のムラを無くせるように
一組一組違う色を出せるように
意識してやっていることがあります
それは
良い結婚式を新郎新婦様と一緒に作る
ということ
いちビデオグラファーに何ができる?
と思われるかもしれませんが
新郎新婦さまにとって
結婚式がどんな時間になるか
どんな気持ちで迎えられるか
によって
2人の表情だけでなく
結婚式自体が変わり
残せるものが大きく変わっていきます
具体的に言えば2つ
・結婚式の内容の提案
ファーストミートやファミリーミート
お手紙を事前に読むことや渡すこと
中座のお相手を客観視した上でご提案する
披露宴の歓談の過ごし方を具体的に提案するなど
・新郎新婦のマインドセット
打ち合わせの際 お互いの大切な人が
どんな風に大切なのかをお話ししてもらい
お互いの大切を知った上で
結婚式を考えるようにしてもらう
結婚式当日にはご提案したシーンなどを
ただやるだけのシーンにせず
気持ちを込めて迎えていただけるようにする
あなたが好きなようにして良いよ
というのも優しさかもしれませんが
結婚式は人生を支えてくれた
お互いの大切な人が集まる場所
お互いの大切を知った上で
迎えられる結婚式は
よりお互いの価値観を認め合せ
愛情深く思えるようになると思います
結婚式はプランナーが作るものと
先入観を持たず
みんなで2人に向き合って
結婚式を作り届けてあげられることが
より結婚式の価値を上げ
撮りムラをなくすことに繋がります
誰の仕事の領域と決め切るのは
もう古い
お互いのリスペクトを持ちながら
良い結婚式を作り 迎えていただく
そうしたら自然と良い映像や写真に
勝手になっていく
カメラが良くなり
なんでも綺麗に残せるようになったからこそ
本質的に結婚式の中身や迎え方を
意識して
唯一無二のお二人にしかできないものを
作っていきたい