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勇気と覚悟と行動力を持って、青年Bに、ぼくはなりたい。
こんにちは!
セミの鳴き声を聞くと初夏の感覚が実感できてすごい好きなのですが、最近は暑さがバグを起こしてたまに夜までセミが鳴いてたりするので、「さすがにうるさいよ!」とセミ界にクレームを申し入れたくなってきました。
とはいえ、鳴かなくなっちゃったらやっぱり寂しいので、夏だけは思う存分鳴きたまえ。(誰だ)
というわけで、昨日の続きです。まずはざっくり振り返りから。
・「好きな人と好きなときに好きなことをやって生きていく」を実現したい
・そのためには「時間」と「お金」の制約を解除する必要がありそう
・手段は色々あるけど、原則としてキャッシュフロークワドラントの理解はしておいた方がいいかも
・「E・S」から「B・I」のエリアへ移ることで、「時間」と「お金」の制約が解除できる
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「E・S」から「B・I」のエリアへ移るとはどういうことか、なんですが、これもまた金持ち父さんの本の中にいいたとえ話がありましたので、それを用いつつお話します。
発展途上国にある「ある村」では、インフラが整っていないため、水が必要になると遠くの川まで水を汲みにいく必要がありました。
たいへんな作業なので、村長はこの水汲みを二人の青年に依頼します。
青年Aは2つのバケツを使って、せっせと水を運びました。毎日毎日、まだ誰も起きていない早朝から、みんなが寝静まった夜中まで、遠い距離を何度も往復して水を運び、運んだ分だけ収入を得ます。しんどい作業ではありますが、運んだ分だけ収入になるので、ひたすらに運び続けました。
一方の青年Bは、村長と契約を交わすとすぐにどこかに行ってしまいました。6ヶ月後、青年Bは、投資家からお金を得て、現場で仕事をする社長を雇い、建設作業員を連れて村に戻ります。村と川を結ぶパイプラインを完成させ、24時間いつでも水を確保できる状態を作りました。青年Aよりも販売価格を安く抑え、高品質な水を提供。同様のシステムを他の村でも作り上げ販売して、自らは動かなくても収入が得られるようにしました。
青年Aがお金に苦労し続ける一方で、青年Bはずっとしあわせにくらしたとさ。
おしまい。
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結構有名な話なので、ご存じの方も多いと思いますが、青年Aは「Eクワドラント」、つまり「従業員」です。一方の青年Bは「Bクワドラント」で「経営者」となります。
「時間」と「お金」の制約を解除した青年Bに比べ、青年Aは下手をすると死ぬまで「お金」も「時間」の制約もずっとかかり続けたまま、なんてことになりかねません。
ただし、気をつけておきたいのは、あくまでこれはどっちが良いとか悪いとかではなく、どっちを選択したいかの話です。
この話を聞くだけだと「ぜったいBがいいじゃん」となりそうですが、投資してくれる人を探すのも、指揮力のある現場社長を見つけるのも、パイプラインを作ることに村長を納得させるのもかなり骨が折れるでしょう。
場合によっては、人の裏切りに合ったり、台風でせっかく作ったパイプラインが壊れてしまう、なんてこともあるかもしれません。
そこまでリスクを負わずとも、水汲み好きだし、ある程度の稼ぎがあってたまに休みが取れるなら青年Aの方がいいっていうこともあると思います。
なので、「Eはだめ!目指すのはB!」という主張は、すべてのひとに当てはまるわけではないんですね。
ただ、ぼくの場合は「好きな人と好きなときに好きなことをやって生きていく」を実現したくて、そのためには「お金」と「時間」の制約を解除する必要があって、そのためには「B」か「I」のエリアに行かざるを得ないから、そっちを目指しています。(シンプルにいえばですが)
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では、どうやってBクワドラントに移るかですが、ここが頭の悩ませどころだと思っていまして・・・。
ずっとEクワドラントで生きてきたぼくですが、Eクワドラントで生きてる分には、一応ある程度の安定はしているんです。
好きなサウナには行けるし、週末にはハイボールやおいしいご飯食べれてるし、休みの日にはNetflixでシュタインズゲートみてトゥットゥルーできてる。
まったく満足していないかというと、現時点ではそれなりに満足できちゃってるんですね。
ここからBクワドラントを目指すとなると、業務前や業後、休みの日の時間を全部投資するぐらいの覚悟と勇気と行動力が求められます。
サウナもハイボールも友達との時間も大幅に削減しなければなりません。
「それと引き換えにしてまでBクワドラントへ行きたいか?」と自問自答して、「うーん、わからん!また明日考えよ!」で、答えを先延ばししてきたのがこれまでのぼくでした。
そうやって年月を重ねていると、なんというか、どこか心がもやもやするというか、葛藤みたいなものがありまして、ほんとうは山ほどあるやりたいことをこれから先もたくさん諦めて、なんとなく落としどころをつけて生きていくんだろうかぼくは、なんて思いがあったりします。
アドラー心理学について語られた本「嫌われる勇気」の中では、「普通である勇気も必要、特別である必要はない」みたいなことも話されていて、これは確かにその通りだと思うんですが、「やらなかった後悔」をして死ぬのは嫌だなとも思っていまして。
やっぱり、好きな人と好きなときに好きなことをやって生きていきたい。
本場フィンランドでサウナロウリューして目の前の湖にダイブしたり、日本中を原チャで旅して各地の特産物を食べたり、知らない人とコミュニケーションしてみたり。
ちょっと綺麗事になっちゃいますが、お金で商品を選ぶのではなくて、応援したい企業から商品を購入したり、応援したい友達のお店でご飯を食べたりしたい。
毎日あほみたいな顔して、あほみたいなことをあほみたいに笑って死ぬまでやっていられたら最高だなぁ、といまだに思っています。
いつまで健康で働き続けられるかもわからないですし、縁起でもないですが自分が大事に思っているひとたちがいつまで健康でいてくれるかもわからないので、とっととBクワドラントへ向かいます。
そしてここまでぼくの長い文章を読んでくれたあなた。
いつか一緒にハイボール飲みに行きましょうね。
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