極力つかわないペットボトル:知らずに白い部分をはずそうと苦労したこと
はじめに
長年くらしてきた自治体ではごみの分別でまだまだ知らないことがある。それはペットボトル。極力飲料についてはペットボトルをさけつつ金属製のマイボトル利用。やむなく調味料を中心に市販品をつかう。
調味料の有色のキャップはひねってくるくるまきとって、さいごはポンとはずれる。ところがあまりつかわない人様からいただくペットボトル飲料。これらに多い白い部分をなかなかはずせずいつも苦労する。
どうもはずせないタイプのボトルがあるようだ。てっきりラベル、スクリューのねもと部分、リングのすべてをはずさないとならないと思い、ごみ出ししていたが…。
きょうはそんな話。
プラスチック容器
わが家でいちばんかさばるのはプラスチック類。ビニール製の包装材やトレイなど。これらはなるべくついてない食品や製品をえらびたいが、なかなかそうはさせてくれない。こちらでタッパーやガラス瓶を持参すれば入れてもらえる(容器の衛生に関しては自己責任として)というサービスがあればぜひ利用したいのだが。
すでに生ゴミは解決済み。29年ほどごみステーションにださずに、庭のコンポスト容器が活躍してくれた。これはすぐれもの。もちろん虫の発生やご近所への配慮など注意は必要だが、基本的にうまくできている。なにより流しの生ゴミが勝手口からすぐのコンポスト容器まで数秒とかからない。
ところがプラスチック容器に関してはなかなか減らせないし、リサイクルはひと手間かかる。とくにペットボトル。調味料容器などの色つきのふた部分についてはかんたん。
キャップのついたままひねりくるくるまきとって、さいごにひくとスポンとはずれる。びんの部分の素材(ポリエチレンテレフタラート:PET)とちがい、ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE) はやわらかくて素手でなんなくはずせる。
形状のちがうペットボトル
その一方で飲料に多い白いキャップのペットボトル。ほとんどがもらいもの。いつもこのリサイクルには苦労させられる。自治体のゴミ出し時の案内イラストではゴミ出し時に透明ボトルのみにする絵。ボトルはつぶさないでくださいと注意書きがあるが、ひねって白い根もと部分をはずそうとするとねじれてつぶれていく。
そうなるとボトルを加工したことになり燃えるゴミ行きらしい。ボトルをつぶさずに力をボトル部分にかけないように白い部分をはずすことができればいいのだが。
あるペットボトル。ながく置いたせいか固着してしまっているのか、もともと一体なのか白い部分をボトルからはずそうとしてもまったくびくともしない。
しかたなく工具箱からニッパをとりだし、パチンパチンと切っていく。そののちしっかり手袋をはめ、けがをしないようにプライヤーではずそうとする。するとどういうわけか内側のボトル部分にはねじ山が見あたらない。いっしょに透明ボトルの口の部分も切れていく。
てっきりプラキャップラベルの四角のリサイクルマークの表示のあるボトルのつもりで白い部分をはずそうとしていた。三角のリサイクルマーク1のボトルは上が白い材質でもそのままゴミ出しできるようだ。透明のボトル部分だけに分別しようとすると、白い部分をぐちゃぐちゃにしながらねじきり写真のようにもえるごみあつかいになってしまう。
おわりに
自治体の分別のイラストで判断して、いずれも白いぶぶんをはずし透明ボトルの部分だけにしたうえでゴミ出しするものと思っていた。今回わたしなりにしらべた結果、ラベルをはずしたのちのペットボトルはどうやら4種類にわけられる。
①有色の手ではずせるキャップの調味料などのボトル。
②白いキャップではずせない三角リサイクルマーク1のボトル(全部PETらしい)
③白いキャップでもともとリングだけはずせばいいボトル。
④もともと無ラベルでスクリューキャップ(あるいはリング)のみはずせばよいサスティナブルボトル
てっきりペットボトルの白いふた部分はすべてはずすと思いつづけていた。はずすのにてこずりながら世のなかのヒトビトが辛抱づよくやれているものだと感心していた。
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