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以前のほうがまだましだったと思わないで済むには


はじめに

 「前のほうがよかった。」、「こんなはずじゃなかった。」の原因は何だろう。実際に成立してから思いがち。そんな事象は数知れず。いずれもあとのまつり、後悔先に立たず。あの分野やその界隈などぼかさなくてもお読みいただく方々にはわかっていただけそう。

きょうはそんな話。

とりとめなく

 こんどのだれそれ、前任者の◯◯のほうがましだったのでは…と思いがち。時間はもとへはもどらない。いまさらもう遅い。コトは進んでむかしにひきかえせない。現状のままやるしかない。

あまたの事物として思い浮かぶ。このクニには身近に散在する。物事を託そうとする人物に対しても思いがち。どれがそうだと記すとあちらこちらから批判を受けそうなのであえてぼかす。こうした不満のきもちが湧いたときにどうするといいか。

比較された過去の「よりマシ」とされた対象物。じつは「前のほうがよかったね。」とおなじく言われたのでは。つまり連綿と不満などがつづいているだけ、受け継がれただけでは。

けっきょくは

 「前のほうがよかった。」は必要はないと近頃ようやく気づいた。前と比べても理想的な状況はなかなか生まれない。諦観してコトにあたるしかない。

あてにならない事物にすがる必要はなく、みずから満たされないところをすこしずつ地道に埋めればいい。懸命にやるあいだ「前のほうがよかった」と思わないで済みそう。本来頼ろうすがろうとするあまりそう思っていただけ。自力でなんとか切り拓けばそう思わないだろう。

漠然として

 なんかここまでまったく具体性がないが、お読みいただいている方には、何でもよいので「前のほうがよかった」の具体例を入れてお読みいただくといいかもしれない。

「理想」はけっきょく、自分で切り拓いて構築するしかなさそう。もちろんまわりの共感を得て協力をもらえるほどの目標ならばそれもあり。理想は人それぞれであり千差万別。「こちらを立てればあちらが立たない。」
・・・やっぱりうまくいかないとあらたな壁もありそうだが。

おわりに

 あせらなくとも地道につづければ成就するかもしれない。自分なりの精一杯ならば納得できる。ここまでできたのだからと思える。

時間をかけてこつこつと築いていくしかない。途中でまわりから不器用だねとか、なんでやってるのとさまざま言われるかもしれない。

それぞれやりたい、打ち立てたいはさまざま。なにひとつおなじでない。ヒトの数だけありそう。おたがいに押し合いへし合いしながら多様性をみとめつつ積み上げていこうとするからなかなかたいへんではあるが。


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