ひとりぐらしの生ごみ減らし:ずぼらなわたしでも冬にできる方法について実行してみた
はじめに
ちょうど1か月まえに生ごみをへらそうと自己キャンペーンを企画。
有言実行のそのときがおとずれた。すでに外の気温はさがり失敗しにくい状況。師走まぢかで暮れにむけてごみも増えがち。
あらたにその実行にむけて費用をいま以上にかけずに、手間を最小限におさえつつ冬にできることをやってみよう。
きょうはそんな話。
(タイトルの写真はくちなしの実。きんとんの色づけにつかう)
マンションでできる?
新居でのくらしもようやくおちつきをみせはじめて、まわりをみわたせるように。ここでの暮らしは4か月に。もっとはやく移っておいてもよかったなとつくづくかんじる。つまり気にいった。
しかしひとつだけ気になることが。それは生ごみ。わたしは20年以上ゴミステーションに生ごみを出していなかった。その理由はまえの家ではコンポストで生ごみを処理していたから。
土にこの容器をさしこみせっせと生ごみをほうりこむだけ。あとは自然のちからでみるみるうちにかさがへり、はてはコンポスト肥となっていわば自家製堆肥が手にはいる。それを庭の植物たちへあたえる。
なんとも理にかなった方法。これを長年つづけていたおかげで重たいはずの生ごみをよいしょとステーションまで運ばずにすんでいた。なにしろキッチンの勝手口から数歩でこれがあるのだから。ズボラなわたしには天国のような生活だった。そう、「だった」。ひっこしにあたりこれだけがこころのこり。
コンポストはさすがにもちこめない。ダンボールコンポストなどほかの方法もあるが、慣れない環境のもとで万が一失敗したらと思うとふみきれない。
さて方策
住みはじめたマンションの集積コーナーには各家庭から出た大きな袋がならぶ。そのうえに鏡もちのダイダイのようにわたしの生ごみをちょんとのせて職場にむかう。平地から3階でのくらしにかわり、生ごみをはこぶ回数をいかにしてへらすか。ズボラをもとの家に置いてくることはかなわなかった。
とはいえその量は自炊の1週間で片手にのる小袋1~2個。よいしょと運ぶほどでない。すでに平均値の何分の1かまでへらせた。そこからさらにへらすつもり。ないあたまをつかう。
ひとつは「水ぬき・かさ減らし」。これはわが自治体では懸案らしい。全国平均よりも生ごみの量がなぜか多いとのこと。そこで「ごみをへらそう」のかけ声が長年にわたりチラシにおどっている。そのかいあってわずかずつへりつつあるらしいが目標にはとどかない。
登場したのは
じゃじゃ~ん。どこかの未来ねこがポケットをさぐるようにこれをとりだした。
乾物をつくるかご(直径35cm)。なぜかひっこし時に手ばなさずにたずさえた。思いきって荷物をへらしたはずなのについてきた。どこにしまったかなとさがすまでもなく、キッチンの収納のかたすみにたたまれておさまっていた。
ひろげるとさいわいにもマンションのベランダにたらして影響なさそう。しっかり固定しないと。ここはおしゃれなカフェのあるターミナル駅近。ビルのたちならぶ一画。だが、外をとおるヒトが見あげて「なにかあやしげなことをはじめたな。」とおもわれるほどではない。
おわりに
このかごのなかへ日々生じるみかん、りんご、じゃがいもの皮などを料理のたびに水をきって入れていく。
このところのかわいたつめたい風であっというまにかりかりにかわいてしまう。以前に乾燥やさいを手づくりしたのとおなじ。調理後すぐに水をきるのがいたませないポイントでそのまま乾燥ステージへむかう。生ごみのほとんどは水分。
これならばかさや重量をずいぶんへらせる。自治体の焼却の負荷はすさまじいと聞く。燃料でほとんどが水のものを燃やしているイメージ。この状況をすこしでも軽減したい。週2回の生ごみ出しから当面の目標は週1回、ねがわくは2週間に1度。ずぼらの血がさわぐ。
もうひとつの方法は…。つぎにしよう。
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