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災害から身をまもるためにホテルに避難する行動をつづけて
はじめに
きょうは防災の日。
ことしもすでに3回、大雨にそなえて老親とともに災害に遭わないで済むように安全なホテルへと避難。かれこれ5年、こんな行動をつづけている。
両親の住処は災害の想定区域の周辺エリア。それとて十全ではないのは各地の事例であきらか。わたしの主宰する学習サポートの教室はもとの家。危険エリアに何重も指定され、移り住むならば行政の補助があるほど。いつ起こるかわからないのがこうした災害。避難が肝心。
きょうはそんな話。
避難やむなし
さまざまな自然災害に出会う可能性の高いところにくらしてきた。もちろん家を建てたあとにつぎつぎ指定された。回避するためわたし自身はみずから建てた家に住みつづけるのをあきらめ、1年前に街へ引っ越した。両親は災害の指定区域でも周辺エリアの住まい。だが老いたふたりはいつなんどきうごけない。早めに遠くのホテルにいっしょに避難する。
ホテルの方々にお世話になるが、気分的にずいぶんちがう。病身で家に置くのは心配のたねがつきない。停電なども懸念される。いっしょに避難するだけで安全がほぼ確保される安心感はちがう。
ホテル探し
避難先の宿は安全な場所にあるのが前提になる。候補をふだんからいくつか準備している。たいていそのときどきに応じてえらんで2泊ほどする。
食事をお願いしたり、まえもって持参したり。状況におうじて持っていくほうが多い。それは台風などでの広域の停電。ホテルとはいえ自家発電とはかぎらないし、非常時にあまりに頼るばかりもどうかと思い、宿泊先が停電しそうなときや、タイミングを逸してホテルまわりで食べものが確保しづらいときに備えてそうする。
リモートでしごと
ホテルでぼんやりすごすのはどうかとPCを持参する。電気に問題ないときには避難先の部屋から生徒たちをサポートする。前回もそうしたばかり。ふだんからリモート併用なのでなにも変わらない。ちがうのは大きめのホワイトボードを持参できないぐらい。コンパクトなものやノートで代用。
こちらのつごうで休んでばかりもいられない。できるときには受験生のためにうごかねばならない。
となりの宿泊される方々の迷惑にならないように小声で話す。くわえて特殊事情なのでとことわりを生徒につたえる。すでに5年目で急なリモート授業を生徒たちも理解してくれる。災害回避の避難がたびたびなのもどうかと思う。それほど今般の自然の状況があやしい。
なんでも食べる
避難先ではつぎに食べられるかどうかわからないので、なるべく食べられるときに口にする。おなかがすかないからと1回パスしようものならば、しっかりしたホテル内にいるとはいえなにが起こるかわからない。
食べられるときにかならずすこしでも食べる。空腹でなくいつでもうごけるのはだいじなんだとつくづく思う。
おわりに
避難先ではやはりどこかに緊張がのこる。安全なんだからと自分に言い聞かせても家のようにはしっかり寝ていない感じ。のこしてきた家や土地のようすも気になるがここではそれは置いておく。もどってきたときにそこにあるだけでほっとする。前回はすこしの被害だけで済んだ。
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