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ひさびさの免許更新にともないなかなかふだんでは気づけなかったことがあった

(2024.7.15加筆)

ありがとうございます

はじめに

 社会において、昭和のころを彷彿とさせるできごとや場所に接する機会がある。これもそのひとつかもしれない。ほぼその骨格自体は何十年と変わらずに今にいたる。きまりなのだからしかたないのかもしれないし、かといってそのままでいいわけでもなさそうだが。

きょうはそんな話。

免許の更新

 先日、自動車運転免許証の更新に出かけた。手つづきできる場所が近くにありほんとうにたすかる。車で5分ほど。はやく着いてもすることがない。絶妙のタイミングだったらしく、すぐに手つづきがはじまった。

列にならんで周りを見わたす。まるで時が止まったかのように5年前と変わりないかのような風情。もしかしてこの掲示板などは数回前から(つまり20年以上)変わっていないのかもと一瞬思う。

過去に迷い込む?

 建物は大きく立派なのにどうしてこんなに雰囲気やしつらえが昭和や平成を感じさせるのだろう。更新さえできればどうでもいいのだからこだわる必要はないのだが、すこしだけ気になる。はたして昨今の事態のさなかではどうしていたのだろう。

平日の開場時をえらんだにもかかわらず、あちらこちらでヒトビトが滞り交錯しがち。土日などさぞかし混雑しそう。くわえて午前と午後の決められた2回しか更新の手つづきをしてもらえない。

妥協の産物かも

 ここにはそれ以外にもさまざまな理由でおとずれる方もいる。そちらのほうがきっといろいろと事情をかかえて訪れ、手間もかかるのだろう。いずれにしてもきもちよくすごしてもらえたほうが作業なさる方々も手つづきに訪れるヒトビトもここちよいはず。

さて、家を出る前にふと気になり、たしか免許とりたての頃を思い出した。そういえば免許証の写真を撮影する際になにか注意や規則があったはず。すぐに出てこないのでネットで調べた。

服装の規定

 たしかにそれはあった。ようこそ気づけたと言っていい。免許更新の場で写真撮影する場合(つまり持ちこみでない場合)背景が淡い水色なので着用する服装は人物が埋没してしまう同色を避けること。これを確認できてほっとした。われながら気づいたことをほめたいぐらい。たしかにそうだった。

わたしはこともあろうに水色の鹿の子シャツで出かけようとして、ネットで確認作業していた。ああよかったとあらためてクローゼットをひらき思わず笑ってしまった。なんとカジュアルなものをふくめて水色系が多い。

気づかないうちに同系色ばかり買っていた。グレーのシャツをみつけそれを着る。免許センターの撮影時に「その服装はダメだよ。」と言われかねないところだった。

変わりつつあるが

 もちろんみずから写真を撮影してもちこめればその限りではない。背景もなにも水色でなくてもよいらしい(自治体による)。なにごとも定めごとは例外やちがいがあるので、かならずたしかめていただきたいが。

街でみかける証明写真はこのところ利用したことがない。わたしはこうした機械の操作が一度でまともにできたためしがないので、センターで撮影してもらうのが無難。

最後かも?

 なにはともあれ今回は問題なく1時間とかからずこれから5回目の誕生日が訪れるまでつかえるはずの免許証を手に入れた。

気にしてもしかたがないのかもしれないが以下の点が気になる。免許証はいったいどうなるのだろう。整理するとわたしの場合には

  1. マイナンバーカードの有効期間

  2. マイナンバーカードの公的個人認証サービスで使用する電子証明書の有効期間

  3. 自動車運転免許証の有効期間

がつづけざまに訪れる。これは両方を所持し、電子証明書として利用するヒトにはかならず訪れるもの。ヒトによって1~3の順番はちがう。

5年のちには数か月差で電子証明書の有効期間の件、そして免許更新とつづけざまに更新をむかえるはず。そのまえにマイナンバーカードの有効期限の10年をむかえいずれも誕生日までのはずだが…。あれっ同時なの?同時ならばいっせいに証明証がなくなるけれど。かえって更新に関して何やかやと複雑になりそうなよからぬ気配がする。

おわりに

 なんかいつものごとく複雑怪奇になりつつある。もしもカードと免許証を同時に紛失したらどうやって本人かどうかを証明するのだろう。気にしてもしかたがない。制度を考えたヒトがどうにかすべきこと。

このクニはだいじなところで「ぬけて」いてさまざま例外をかかえる場合に泥縄の対処になるのはこれまで見てのとおり。このところそれがめだつ。それで難渋するのはぜひ避けたい。自らがしっかりしておかないと。


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