年末年始の不要物収集のやすみのあいだの燃えるゴミを最小限におさえられたこと
はじめに
結論からさきに記すと何でもやればできると思った。今回、チャレンジしてみようと、年末年始にねらいをさだめてやってみた。それは燃えるごみを出す量。日ごろどのくらいの生ごみを中心としたものを出しているか。たしかめてみたかった。
きょうはそんな話。
期間は
ちょうど冬休みなかほどの年末年始の9日間、2回にわたり燃えるごみの収集がおやすみ。ちょうどいい機会と思い、日ごろ出す生ごみの量を知ろうと思った。ひとりぐらしで1日3食自炊すると否応なく台所ごみが出てしまう。食べ残しをしないのでいっさいの食べられるのこりものはない。
おもなものは調理の下ごしらえで出るものやみかんやバナナの皮など。これらはどうしても出てしまう。生きていく以上いたしかたない。いかにコンパクトに傷まないように保管し、9日後のごみ出しの日までたもつか。
冷凍は
夏場は冷蔵庫の冷凍スペースの一部に、調理残渣をすぐにビニール袋に入れて凍らせ、ごみ出しの日に出していた。この時期には暖房しないスペースに密封して置いておく。みかんの皮などは乾燥させてくだくとお菓子など料理にも使える。冬は可能ならば乾燥がいちばん。
このところ米に代わり主食のひとつに食パンがおどり出た。食べおわると袋が空く。食パン袋がごみ入れにちょうどいい。パンの消費と相まって3~4日分の生ごみを入れられる。日ごろはこれひとつをごみステーションに持ち込み、ほかの方が出された大きく膨れたごみぶくろの上にちょんとのせて出勤する。
いつもこれひとつ。はたしてこの年末年始はどうだったか。いつもの年始と同様にカレーをつくりゆったりすごせた。いつもよりやさいくずが多め。とはいえ想定内。まるごとの魚も期間の終わりに入手でき、さばいた残渣や骨も入れた。それで日ごろと変わりなく、食パン袋3つ分をひとつのパン袋にまとめ、封をしっかりできるぐらいの量でおさまった。
ごみを出す量
おそらく日ごろの生活のままならば惣菜などをほとんど利用しない。レトルトに多いアルミパックはここでは燃えるゴミに分別。こうしたかさばるごみさえ出ないかぎり食パン袋でおさまる。食品えらびとその容器しだいではとたんに何十リットルもの大きな袋になりかねない。
このあたりを維持できるかどうかは食品えらびに帰着しそう。わたしの場合、自炊で食材を原料から買うかぎりはそんなに生ごみは出そうにないとわかった。やさいやさかなを丸ごと買うし、食べられるところは皮、芯や葉でも食べる。ただしトレイなどはプラスチックごみとしてけっこう出しているのでこれは課題としてのこる。
めんどうだから
もともとズボラな性格。白状するとごみ出しすら面倒、プラ容器を洗うのもいやだと思う。店の惣菜のプラ容器をみて洗うのが面倒と思ってしまい買わない。なるべく出勤時に荷物をあれこれ肩にかけ、さらに大きなごみ袋を持ち歩きたくない。ただそれだけの理由からなるべくごみを小さくしようとやっているにすぎない。
生ゴミが出たらもとの家では勝手口そばの庭のコンポストにほうりこむだけでよかった。そうして楽をさせてもらえた。20年来、ゴミステーションに向かう機会をずいぶん減らせた。コンポスト容器では半年もたつと堆肥ができる「おまけ」まで手にはいる。コンポストを備えられる地域ならば活用したいもの。
おわりに
ごみ処理に自治体は大きな費用を充てている。すこしでも減らせればさいわい。ごみを燃やすための費用はもとはわたしたちの税金。ごみ減らしでほかへすこしでもまわせる。
もちろん衛生上や街をうつくしく維持することはだいじだが、考えるともったいない話。一方でなかには燃やすごみ不足で処理場の稼働がままならない自治体もあるという。人口減少はこんなところにも影響するのかも。このあたりの対策も必要そうでなかなかやっかい。
いまは賃貸マンションぐらしで否応なく生ごみは出てしまう。それでも減らしてなくしてできれば出さずに済めば理想的。とはいえ生きて暮らす以上はやむなく生じる。それをくふうで究極としてどこまで減らせるだろう。ズボラなわたしとしては月1回ぐらいまで減らせるといいのだが…。
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