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うでをあげるうごきが足りていない?肩こりがとれない・とれにくい状況から脱するには


はじめに

 まだ若いつもりでもじつはからだは悲鳴をあげているのかも。ここ2,3か月の就寝中のできごと。寝返りをしたくてもなかなかできない。下にした側のあまりの肩の痛さに参ってしまう。

なぜだろう。日ごろ上半身を動かせていないからか。それにしてもこんなに長くつづくなんて。

きょうはそんな話。

再発か?

 そういえば40代後半に一度「四十肩」とおぼしき状態になった。そのあいだデスクワーク中心。運動らしきものはしていなかった。腕がある高さより上に上げられない。5年ほどそんな状態のまま兼業で農業でくわをふるうように。夜明け前から昼すぎまでからだをうごかしつづけるうちに気にならなくなり、いつのまにか「あっ、腕が真上まで上げられる!」と気づいた。

作業のどれかがきいていたのかもしれない。もっと四十肩のことを意識していればよかった。どうやったら改善するのか把握するために。

痛みのちがい

 今回はすこし痛みがちがう。腕はなんとか上まであがるが、左向きに首を向けようとするとやりにくい。腕をなかば近くまであげると痛みを首筋から肩にかけて感じる。

どちらかというと首筋から肩でも上部。以前の四十肩とおぼしきときにはどちらかというと腕のつけねの関節部分周辺。あきらかに痛みを生じる部分がちがう。

寝床について

 今回は寝ているあいだがいちばんおかしい。ふとんのなかで痛みが生じるのはまちがいない。賃貸マンションの床にふとんを敷いて寝る。荷物になるベッドではない。もちろん下にはカーペットや中敷きに相当するものをいろいろと敷いてかたさを調節して、改善しないかこころみる。

けっこうベッドなみという程度に調節して寝ても、朝起きると改善したとはいえない。寝ているあいだに起こる痛みなので、寝る状況に原因があるとふんでいたが、なかなか見つけられないまま。

筋力の低下?

 もしかしたら齢をかさねて全身の筋力が落ちているのかも。それはあきらかにありそう。原著論文のひとつから。

谷本芳美ら「日本人筋肉量の加齢による特徴」日本老年医学会雑誌 47巻 1 号(2010:1)より引用

とくに足にそれを感じる。図2で納得。筋肉量の変化はまず下肢に来るのか、なるほど。思った以上にひざが上がらないで歩いているのだろう。ちょっとした出っぱりにかんたんにつまづく。まだ反射的に腕が前に出て支えられるので、こけても手のひらをすりむく程度で済んでいる。

もしこれでとっさに手が前に出なくなったら骨折したり致命傷になりかねない。どうやらそののちに図1の上肢、つまり上半身へと筋肉量の変化が起こりはじめるようだ。

準備せよ、心得よとからだは順番に伝えてくれるわけか…。わたしの加齢ぶんの筋肉低下はたしかなようで、最近肩まわりがとくにやせたなと感じるし。どうやら肩まわりの筋力の衰えが進みつつあるのはまちがいなさそう。

剪定作業

 ちょうど草木の活動が収まる時期。剪定に都合がいいタイミング。そこで半分は肩の状態を改善する目的で、先日の休日にもとの家に寄ったついでに作業した。まだ朝早くで外はうすら寒い。剪定ばさみを両手にたずさえ、すこしずつからだをうごかしつづけけっこうからだが温まってくる。

同時にからだの動きがよくなる感じ。以前からやってきた作業なので、どれぐらいの体力でもってやりとげられるかは把握しているつもり。なんとかやり終えて庭の木々はすこしだけ見栄えがよくなった。と同時にわたしの肩まわりが軽い。滞りがちの血のめぐりがすこしよくなった感じ。

おわりに

 この結果から判断するつもりは毛頭ないが、どうも
  上半身とくに腕から肩にかけての運動の不足>寝床の不備
かもしれない。ここ数日はそう思うので意識して上半身を動かすように心がけている。原因をつきとめるまでもなく動きさえすればよさそう。

なにもとくべつな運動はせずにふとんを高めの物干しに干したり、高い収納の場所を整理したり。大そうじとは日ごろ動かしづらい部分を意識してうごかすためにあるのかとひとり納得しつつ悦にはいっている。


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