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ガーデニング・農作業の備忘録

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わたし自身が忘れないための庭の果樹やハーブ、草花の育て方、畑の作り方など。あくまでも自分本位なメモ。
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#料理

この時季だからあじわえる:パスタにとうだちやさいをあわせると…

はじめに ひとむかしまえはたけをつくっていた。この時季には、秋作でそのままにしていた作物たちが新芽を出しはじめる。 秋から冬のあいだにじっくりためこんだ滋養を託すかのように、新芽の部分はあじが濃い。まちがいなく栄養も豊富。新鮮なうちに調理しよう。 きょうはそんな話。 おすそわけ やさいがとれはじめるとわが家では食べきれなくなるので、知りあいや近所の方、それからしごとで日ごろおせわになる取引きさきへ、やさいやみかんをもっていく。「従業員でわけますね。」とのお返事を頂戴す

はたけで収穫したやさいをていねいにあらい、やさいいためにして食べる

はじめに 4年まえまでたんたんとやっていた作業と、その際につくってたべていた料理についての備忘録。 ずっとこんな生活がつづくものとあたりまえのように行なっていた当時のある日の日記から。 きょうはそんな話。 (タイトル写真はこれから熟すまるかじり用のポンテローザトマト) はたけでの収穫 きのうは収穫物が多かった。やさいをわき水であらうのに1時間あまりかかった。この集落では湧き水を各家にひいて使っている。このあとふきとりかわかしたあとふくろづめとラベル貼り。販売のぶんに

かぼちゃはつくりやすくすみずみまで利用できるすぐれもの

(2024.1.8加筆) はじめに これも以前のやさいをつくっていたころのこと。庭でもはたけでもスペースさえあればかぼちゃを蒔いていた。たいてい食べておいしかったかぼちゃの種子。それを水で洗い、表面のヌメヌメをとり乾燥させる。それをしかるべき時期に植えていた。 実がなると、種子まで利用。じつに食べがいがありそしてすみずみまで利用できてむだがない。 きょうはそんな話。 かぼちゃが手にはいると たいていかぼちゃはこれまで食べたかぼちゃの種子を蒔くことでまかなってきた。ほぼ

しょうがを料理にくわえあたたまり、うこん(ターメリック)の風味をカレーなどでたのしむ

(2024.1.1加筆) はじめに これまでしょうがを風味がいいからという理由でなにげなく料理につかってきた。よくよくかんがえると冬によくつかう。霜が降りるまえにはたけで収穫するからあきらかにそう。 あたたまりたいからだが無意識のうちにほしがったのかもしれない。これはわたしにとり好都合。 もうひとつのしょうが科のうこん。こちらはそだてやすく掘りあげた根茎はかおりがよく、カレーの風味をより深いあじわいのものに変える。 きょうはそんな話。 よいかおりとともに しょうがを

このごろは栄養豊富なだいこんの葉がいろいろな料理につかえてそのうえおいしい

(2023.11.20加筆) はじめに 生協の店で葉のついただいこんを手にとりながら思いだした。ちょうどこの時期、はたけで収穫したてのこの葉を料理にふんだんにつかっていたっけ。さっと湯でゆがき、こまかくきざんでかつおぶしと酢じょうゆをかけてまぜると、ごはんとともにいくらでもたべられる。 きょうはそんな話。 収穫時期に だいこんの収穫期。いろいろなつかいかたができるやさい。さむくなる時期なのでこれからは根部はおでんなどよく煮物にして食べる。酢漬けのピクルス以外の漬物を食べ

コストパフォーマンスの高い秋の味覚をあるAIにたずねてみたら

はじめに AIをそれとなくつかってみる機会がそこそこある。くらしとしごとの両方で。後者では近々の蓄積してきた専門や関連分野の把握にもれがないかどうか知りたいとき。 AIは最近の情報には強い。一方でネット以前の紙のままの情報にはとうぜんだが基本的にうとい。「多言語に対応」とはいっても翻訳時のミスも無視できない。 そうしたデメリットを承知のうえで、くらしやしごとでぼんやりしたまま気づきにくいことがらについて、AIによるサポートをたまにこころみる。 きょうはそんな話。 サ

春の足音を庭先のふきのとうの芽吹きとあじわいで知る

はじめに 郊外に住んでいる。ひたひたと限界集落に向かいつつあるなあと、集落の役員ぎめの会合の顔ぶれをみわたしあらためて気づく。 そんなヒトのうごきとは関係なく、いつものように季節がめぐり植物がうごきはじめた。 きょうはそんな話。 梅がよく咲く 庭にはしだれの紅梅と実生の白梅がある。いずれも満開。仕事先の街なかよりは1週間から10日ほどおそい。わたしが住む山と海に囲まれた郊外は街のほうとくらべて南に位置するとはいえ、気温が低め。それでもふもとより標高のすこしだけ高い里山の

庭のレモンの果実の収穫をはじめる

はじめに 庭の接ぎ木レモン。畑のレモンのなぞの枯死の間際にかろうじて取れた挿し木の枝から庭のカラタチ台木に挿し木できた。ご近所の「挿し木名人」といわれる方のアドバイスによる。数年前から果実がなりはじめ、今年は50個ほど大きくなりつつある。収穫をはじめた。今夏のようすから。 青いレモン8月になり急激に果実が膨らみはじめた。50個ほどあるので、けっこうたくさんあるように見える。日頃の料理へのレモンの消費量を考えると、そろそろ収穫して食べはじめても年明けまでじゅうぶんありそう。