若手が辞める3つの理由と退職時のトラブル!
今、多くの企業が人手不足に直面しています。
その中で、「若手が定着しない」という問題は、業績や組織の成長に深刻な影響を与えています。
厚生労働省の調査によると、21年新卒就職者の34.9%が3年以内に離職しています。
これは過去15年で最も高い水準です。
特にZ世代(95~09年生まれ)の離職が顕著で、企業が抱える喫緊の課題です。
今回は、「離職防止の教科書 ※藤田耕司著」を基に、Z世代の若手社員が離職する主な理由と対策についての記事がありましたので、ご紹介させていただきます。
━ 若手が辞める3つの理由 ━
1.労働時間への不満
Z世代はプライベートを重視する傾向にあります。
【対策】
残業や休日出勤を削減し、有給休暇の取得を推奨。
2.人間関係のストレス
若手は厳しい指導や強い叱責に対する耐性が低い傾向があります。
【対策】
メンター制度の導入や「質問しやすい環境」の整備。
※後編に続きます。
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~後編~
3.キャリア形成への不安
将来の成長に必要なスキルが得られないと感じると離職につながります。
【対策】
キャリアパスの明確化と、本人の希望を反映した業務の提供。
いかがでしょか???
もちろん対策することにより、退職率を下げることはできますが、退職者を一人も出さないというのはかなりハードルが高いです。
もし退職者が出てしまった際は、こちらもお気を付けください。
━ 退職時にトラブルが急増 ━
「退職代行ほっとライン」を提供するベルクラインの調査によると、20代~30代のビジネスパーソン330人のうち、43%が退職時にトラブルを経験して
います。
そのうち約6割が未解決のままとなっており、トラブルの深刻さが浮き彫りになっています。
【主な退職トラブル内容】
・有給休暇の取得拒否:32.4%
・退職手続きに関する書類の遅れ:32.4%
・強引な引き止め交渉:31.0%
・退職理由の説明強要:30.3%
━ 退職時のトラブルが企業に与える影響 ━
・企業の評判悪化
SNSや口コミで悪評が広まり、採用活動が難しくなる。
・モチベーションの低下
在職中の社員が「自分も同じ目に遭うかも」と不安を抱き、士気が低下する。
・法的リスク
労働基準法違反による訴訟や、行政指導の対象となる可能性がある。
こちらも、ご注意ください。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
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by事務SOLマン