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東京商工リサーチが2023年の全国の企業倒産件数を公表しました。

2023年 8,690件

2023年の全国の企業倒産は8,690件でした。

これは、前年比35.1%増で2019年の8,383件以来、4年ぶりに8,000件台に乗りました。

また、この数字は負債総額1,000万円以上のみを集計した数字です。

負債総額は、負債1億円未満が6,493件と小規模倒産が主体ですので、負債総額1,000万円未満も合わせたら相当な数の中小零細企業が倒産していることになります。

産業別

産業別件数は、10産業すべてで前年を上回りました。

10産業すべてが前年を上回るのは1992年以来の31年ぶりです。

最多は、サービス業他の2,940件です。

2年連続で前年を上回り、1990年以降では、2009年の2,966件に次いで2番目の多さになりました。

次に多かったのは建設業の1,693件で、その次が製造業の977件です。

それぞれ2年連続で前年を上回りました。

気になる倒産の原因は、後半で!

※後編に続きます。


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~後編~

倒産理由 コロナ関連が3,127件

物価高による倒産は645件で、製造業が大きく影響を受けました。

人手不足関連の倒産では、人件費高騰が59件で前年の8倍、求人難は前年約2倍の58件となりました。

倒産原因の中でも多かったのが新型コロナウイルス関連で2023年は3,127件と前年の36.3%増です。

ゼロゼロ融資利用後の倒産は631件でした。

2024年倒産件数は1万件超?

2022年の453件を大きく上回ったゼロゼロ融資利用後の倒産ですが、今年は更に増えると予想されます。

2024年の4月は民間返済がピークを迎えることから、資金繰りが一段と厳しくなる企業が増えるとみられ、2024年の企業倒産は1万件を超える可能性もあります。

倒産する企業から続く企業へ

以前のnote「令和6年、100周年企業は2,019社!」で、周年を迎える企業について触れましたが、今回は倒産企業についてお伝えしました。

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by事務SOLマン


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