会社への「恨み」は、不正アクセスで晴らす!
こわい事件がありました。
過去に勤めていた総合商社のシステムに不正にアクセスして、領収書をダウンロードするなどした疑いで元社員の男性が逮捕されました。
容疑者の男性は、ダウンロードした領収書をメール添付して取引先企業に送信していたほか、「取引を停止させていただきます」などのメールを送っていたとのことです。
男性は調べに対し「会社に恨みを晴らしたかった」と話し容疑を認めています。
いかがでしょうか???
このようなことが起こさない為にも、何かあった際は、早目にフォローして社員の方と良い関係を保つようにしてください。
不正アクセスの原因のひとつとして、アカウントの不正使用があります。
すでに退職した社員のアカウントは、こちらも早目に削除をお願いいたします。
また若い方の中には、その場の感情でSNSに投稿してしまう恐れもあります。
こちらも、お気を付けください。
恨みとは違いますが、退職時に顧客情報や技術情報等を手土産として、転職先に提供するといった内部不正行為「手土産転職」も増えています。
※後編に続きます。
●社員の方々の大事なマイナンバーをネット系詐欺集団からお守りいたします。
商品名:「管理BOX for マイナンバー」
<特徴>
1:クラウドより漏えいリスクが圧倒的に少ないスタンドアローンでの管理
2:内部からの漏えいに対応、管理者パスワードの設定
3:99.9%復元不可能、情報の暗号化
4:法定ガイドライン準拠
5:個人の支払調書にも対応
6:クラウドの様に月額制では無く、初回購入時のみ
定価:29,800円(税抜) ※返金保証有り。
◎導入実績:金融機関、建築会社、システム開発会社、派遣会社、競馬場管理会社など
~後編~
航空会社のオリエンタルエアブリッジで、元社員が社用PCから社内サーバにアクセスし、業務マニュアルのデータを持ち出したとされる事件が起きました。
元社員は、警察の調べに対し「転職先で役立つと思った」と話しています。
ここ数年で、社員や退職者の故意の情報持ち出しなどの内部不正行為が多発しています。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によると、営業秘密の漏えいルートは「現職従業員等の誤操作、誤認等による漏えい」が16年の43.8%に比べ20年は21.2%と半減した一方で、「中途退職者による漏えい」は28.6%から36.3%に増加しているとのことです。
警視庁の発表でも、営業秘密を不正に持ち出したとして、22年の1年間に全国の警察が不正競争防止法違反で摘発した事件は29件。
年間摘発件数は右肩上がりで増えており、前年(23件)から6件増えています。
摘発増加の背景には、転職が一般的になり人材の流動化が進んだことがあるとのことです。
転職者数は、19年の過去最多数353万人まで増加傾向にあり、20年、21年は新型コロナウイルス感染症流行の影響で321万人、290万人と減少したものの、22年には再び303万人と増加に転じています。
今後、さらに「手土産転職」が増える可能性がありそうですので、お気を付けください。
最後に、冒頭でご紹介した「会社への恨み」に関してですが、自分の利益というより、会社がどれだけ被害を被るかを考えています。
情報漏えい自体が非常に会社にとってマイナスですが、その中でも被害が大きい情報のひとつに、社員の方々のマイナンバーがあると思います。
前段でご紹介している
「管理BOX for マイナンバー」は、外部はもちろん内部からの漏洩にも対策しています。
ぜひ、今後の参考までにご覧ください。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
もしよろしければ、「スキ」「フォロー」をお願いいたします。
by事務SOLマン