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被災しても医療を止めない。七尾市のある病院施設の頑張りと応援。

記事をお読み頂きありがとうございます😃
通販、デザイン、ガジェットも好きなUターン田舎暮らしの筆者です。

他人事ではない能登の大地震と津波被害。1/5現在も余震が今だある様子。
できる事は何だろうと思い、今回はAmazonではなく能登の様子について色々調べていた所、1つの病院の奮闘を見つけました。

病院施設もそこで働く職員も全員被災者であるにも関わらず、被災地の医療を止めてなるものかと奮戦する七尾市のある病院です。

能登半島中ほどにある総合病院です:Googleマップより引用

航空写真ビューで見るとよくわかりますが、能登半島って沿岸部に点々と拠点都市が存在し、その一つが七尾市です。
本州へ繋がるまとまった平地が始まる場所であり、能登半島では数少ない大きな総合病院のある町です。
ストリートビューを見て驚きました、なんとこの病院、海に面しています。

目の前が海。だけど免震構造で建物自体はしっかり残存。さすがの医療施設構造

近隣に大きな病院施設も見当たらない事から、この地域の基幹病院であるようです。病院の名前は「恵寿総合病院」さんです。
先ほども言いましたが、ここで働く職員も全員被災者です。普通は仕事は休業して、自分の事を優先して避難生活をします。
でもこの病院含め、すでに医療活動を再開している現地の医療職・介護職は、医療介護を止める事なく提供し続けています。続々と運ばれてくる救急患者も受け入れており、全職員が発災直後から、不眠不休で懸命の活動を続けているそうです。

この踏ん張りのおかげで非常に多くの命が助かっています。
ここで繋ぎとめることができている命がたくさんあります。

医療従事者だって普通の人間ですし、他の人と同じように被災しています。
だけど、それでも人を助けるために職場に向かう医療従事者や介護従事者を少しでも応援したいと思います。

具体的にはこれを応援しました⬇️⬇️⬇️

この病院、活動再開も速攻でしたが、すでに病院独自でクラウドファンディングを開始し、支援を求める情報を発信しています。
総じて情報発信やITに疎い地方の医療介護施設で、これができる医療法人はなかなかないです。
すごい勢いで寄付金額が更新されてます、この記事を書いている間にも200万円ほど増えていました。

もうこんなの、応援の一択です。頑張って!能登の医療従事者たち!

筆者の参加の段階でもけっこう集まってきている。

赤い羽根とかなんとか義援金とか、支援の方法は色々あると思うのですが、筆者は無駄や鈍足のありそうな義援金システムへの参加はどうしようかなぁと思っていました。
規模のデカイ義援金システムは集まる金額も大きいけど、かなりの鈍足っぷりも想像に容易い所です。
その点、このクラファンならまず確実に医療施設の役に立つと思い、寄付と共に少しでも誰かが知るきっかけになればと、記事を書く事にしました。

いつだかメディアの記事で、病院はコロナで儲かっていたとかなんとか書いた記事がありましたが、ほんとバカじゃないかと思いました。
はっきり否定しますが、それは、どこぞの行政機関とズブズブに関係のあった一部の病院だけです。多くの医療機関はコロナ禍でも平常時でも、赤字と黒字の狭間での経営状態であり、多くの看護師も介護士も、お金のためだけだったらもっと稼げる職にとっくに転職しています。
人を助け笑顔にできる仕事で食べていけるなら、というスタンスで働く方が大勢いて、その証拠に今こうして損得抜きで命を支える現場に多くの職員が駆けつけている事実を見て欲しいなと思います。

プロジェクト概要と集めた資金の使途も、「1人でも多くの人を受け入れるための物資、資材の購入・修繕に充てます」との事。

今は人の力で繋ぎとめている状況ですが、医療介護には物資が大量に必要ですし、機材の買い直しや超絶過重労働になってる現場だっていつまでも持ちません。

信頼情報の足しになるかわかりませんが、このクラファンの運営法人は「社会医療法人」です。社会医療法人というは救急医療やへき地医療、周産期医療など特に地域で必要な医療の提供を担う医療法人として認可されている医療法人の事で、ざっくり言えば、儲けられないけど地域に必要な医療を提供するかわりに、いくらかの特例措置もあるよという法人格です。
「あ、そういえばあそこも社会医療法人だ。」と思った方、そこもきっと同じような役割を担っている医療法人ってことなんです。
「恵寿総合病院」とXやInstagramなどで検索してみてください。
この手の記事に注意書きが出ているようですが、これは決して偽物クラファンではありません。

医療から介護、福祉に至る広範な医療を提供している医療法人を「社会医療法人」と認定して「公益性の高い医療」にも取り組んでもらうことで、地域医療存続をさせようという事なのです。

医療介護の頑張りで地域の命と健康が守られる

震災後72時間の超超急務な人命救助から、被災地の過酷な環境下での医療介護サービスの存続というこれから半年、一年二年と続く戦いです。
筆者は自分のできる事のひとつとして、こうした医療介護施設を応援したいと思います。

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