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レイプの怖さを理解できない

仮に僕が有名人だとしたら文字面だけで一瞬で炎上しそうなことを言うが、
性犯罪って何がそんなにいけないのか理解できない自分がいる。

きっかけは、性被害に合う、痴漢とかレイプとか、どんな感覚なのか想像してみようとしたが一向に上手く考えられなかったこと。
怪我とか妊娠とかの実害を恐れるのはもちろん理解できるのだが、では怪我しないように優しく、妊娠しないように行為をする、というのならいいのかというと多分絶対違う。

以下、いずれも自分にはあまりピンと来ていないのだが、想像だけでいくつか理由を考えてみた。
○ゴキブリが無理とか、ぬちゃぬちゃという感触は気持ち悪いとか、汚いものに近づきたくないとか、今生の理由ではなくて生物の遺伝的に残った生理的に無理というものの延長かもしれない。
○グロイのが無理とか、ジェットコースターが無理とか、実害はないが人間が本能的に恐れることの疑似体験に持つ恐怖と同系列かもしれない。

というところで、ゴキブリを見ただけで発狂する人や、1億円貰ってもジェットコースターに乗らないという人と感覚としては近いのかなあ、、なんて思った。
それを無理矢理ゴキブリを触らせたり、ジェットコースターに乗せると、レイプ犯と同じくらい重い犯罪行為になる、、、なら結構理解できる。

少なくとも僕はばい菌のないゴキブリだったら別に触るくらいいいし、ジェットコースターも怖いながらに「でも死ぬとか実害はないか」とか思って乗るタイプの人間なので、あくまで外から見た理解にしかならない。
感覚として、どれだけ重いことなのか全くピンとこない。
レイプされたとして、いざその状況になったら、「うわあ、嫌だけど覚悟決めるしかないか」みたいなジェットコースター前の気持ちになるくらいしか想定できない。

結局は本格的なイジメも受けたことのない温室育ちのお坊ちゃんということなのだろうが、そういうのを理解できるようになりたい。

というところで、もう一度不謹慎なことを言うと、
多分性犯罪を怖がる人って自己肯定感が高いんだろうなあと思う。
僕は自己肯定感が極端に低いので、誰かが自分を求めるというのが直感的に想像できない。
色々と、自己肯定感の違いで生きている世界観が大きく違うんだろうなあと思った。
少なくとも、僕は好意を向けられて「キモイ」と言い出す日は来ないと思う。

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