『時間』を有効活用して、新しい人生観を楽しむ時が来た!
生まれる前、
肉体に宿る前の
魂の世界は、
思った事がすぐ目の前に現れる、
タイムラグのない世界だった。
なぜかと言えば、
『時間』の概念がないので、
すべてがその瞬間に起こるからだ。
だから、
自分が想像する事で、
自分が見る世界を
創り出している事実に、
なんの疑問もなかったし、
あたりまえのように、
自分が望む世界を思い描き、
望む世界を満喫していた。
(間違っても、わざわざ嫌な事を思って、嫌な出来事を創り出したりする様な、バカな振る舞いをする者はいない。)
しかし、
我々は魂にはできない体験を
してみようと意図して、
肉体に宿り、
3次元世界に降りてきた。
『魂に出来ない体験』
それは、
『物事を詳細に分解してみる』
『思いどおりにならないという体験をする』
の、2つ!
3次元世界は、
『時間』が存在する世界なので、
思った事が、現実化(物質化)するのに、時間がかかる。
その分、
物事が完成していく様を、
じっくり観察する事が
出来る。
じっくり腰を据えて、
物事を観察するために
3次元世界で、
『時間』を有効活用しているワケだ。
しかし、
その『時間』の存在により、
思った事が目の前に現れるまでの
『タイムラグ』をも創り出す。
その『タイムラグ』によって、
自分の思った事が、
現実となるまでに、
時間がかかるので、
自分自身が
現実を創り出していることを、
実感できなくなり、
自分の思った事が、
現実を創り出している事を
忘れるようになってしまった。
自分の思い描いた事が、
自分の見る現実に
遅れて現れる。(タイムラグ)
そんな遅れて現れる現実が、
自分の身に
無造作に降りかかって来ている
と思ってしまい、
現実に翻弄される様になる。
現実が先。
起こった現実に
自分の中で、
考えや感情が反応する。
それが自然だと、
思うようになった。
本当は、
考えや感情が先。
その考えや感情が
現実を創り出す。
世界のつくりは、
魂の世界も、3次元世界も
同じなのである。
もう一度くり返し言うなら、
違いは、『時間』によって
考えてから現実化するまでに、
タイムラグがある事だけ。
遅れて現れた現実に
翻弄される時に抱く、
戸惑い、焦り、不安、心配が、
さらに同じ波長の現実を創り出すので、
思うようにいかない現実が、
繰り返されている。
だから、
人生は思うように
いかないものだと、
あたりまえに、
思うようになってしまった。
これにより、
人間は思いどおりにならない世界を、
楽しめるようになったのだ。
(魂には出来ない事とは、
『思いどおりにならない体験』
つまり、望まない、楽しく思えない体験をしてみること。
魂視点では、思いどおり。
人間視点では、悩みそのもの。笑)
しかし、
21世紀になり、
その事に、
気づく人が増えてきた。
心配ばかりしているから、
心配どおりの出来事が起き、
『ほら、やっぱり!』
と、嘆く。
(思いどおりになってる!)
イライラしていると、
また、イライラを見つける。
(自分の思いが現実を創っている!)
すべてが思いどおりなのだが、
マイナス感情を感じない様に、
喜ばしい現実を創りたいのなら、
自分の思っていること、
感じている事に
気を配り、
自分が創り出す現実を
自分の好みに合わせて、
望みどおりに、
選ぶことが大切だと、
分かり始めた人が増えている。
現実に振り回される人は、
必死に現実を変えようと、
自分の外側にあるもの、
たとえば、
環境や相手を
変えようとイライラする。
自分が現実を
選んで(創り出して)いる事に
気づき始めた人は、
自分の内側を見て、
自分の考えていること、
自分が感じていることに、
注意をはらう。
両者の間では、
選ぶ(創り出す)世界が
180度変わってくる。
あなたは、どっち派?
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