ゼロスイーツチャレンジ(16日目~20日目)~脳腸相関を実感!~
「脳腸相関」という言葉は随分前から聞いてはいたが、
そういう考え方があるんだなというどこか他人事な感覚だった。
何となく大事そうな考え方だとは思っていたが、
とどのつまりは、「内臓を労われ」ということなんだろうな
と勝手に解釈して終わらせていた。
また、「腸は第2の脳」ということもよく言われるが、
そうは言っても、思考するのは脳であって腸ではないから、
それは、大げさな説ではないかと思っていた。
しかし、ゼロスイーツを初めてから3日目で體が楽になっていくのを
感じてはいたのだが、そういえばいつの間にか精神的にも
楽になっていたのも感じたのだ。
例えば、これまでだったら、億劫がって中々やろうとしなかった仕事を、
面倒くさがる前に着手できるようになったし、
以前ならばかなり怒り狂っていたであろうことに対しても、
そこまで怒りを長引かせずに、感情の落としどころを見つけて
そこに上手く着地させることができるようになっていたのだ。
これには自分にとっては驚きであり
「えっ!?これって以前の自分ではもっていなかった感覚では?」
という変化である。
私はそれまで、思考は頭でやるものであり、
気持ちも脳が司るものだと思い込んでいたので、
この変化は今までの自分の中の思い込みや常識の範囲外のものであり、
とても不思議な感じがした。
「脳腸相関」という概念に対し、薄い関心と理解しか示さなかったのも、
それが自分の思い込みの圏外に存在していたからだということにも気づけた。
これは自分が主に頭でしか物事を把握し理解しようとしなかったことを
示しているのではなかろうか。
これによって被っていた機会損失は計り知れなかったことも痛感。
それが、體への負担の大きい悪習慣を止めることで、
體の声をダイレクトに感じられるようになり、
その分、頭ではなく「肚」で物事を処理できるようになったのだと思う。
こうした実体験を踏まえて、私は初めて「脳腸相関」を肚落ちできたのだ。
古来から用いられた「肚」という単語の意味するところも、
まさに腸が関係するのだと思うが、今回のチャレンジの御蔭で、
この「脳腸相関」を自分のものにすることができたことは、
今後の人生を大きく変えていく予感がする。