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2021夢日記 おかしな校長とカップ麺 ji-jyo 10月19日
僕は今年に入ってから毎日、夢日記を書いている。過去のものは月別にマガジンを作成してあります。
昨日の夢は突っ込みどころ満載な展開だった。
始まりは学校の職員室にいるところからだった。
どうやら自分は教師で放課後のまったりとしている時間帯に同僚とおしゃべりをしている状況のようだ。
どうでもいい会話をしているとそこへ校長が現れこんなことを尋ねてくる。
『今日はどうでしたか?』
『あ、そうですね。今日も骨折者はいませんでしたね。』
同僚がそう答える。
『そうですか。まあいいことですがね。でもそうですか。残念です。』
何を言ってるんだ? 全く理解できない会話の内容だ。校長が去ったあとにこっそりと同僚に尋ねた。
『なあ、さっきのどういう意味?』
『何だ。お前知らないのか。うちの学校、校長室の奥にレントゲン室を持ってるのよ。で、レントゲン撮って集めるのが趣味なわけ。だから生徒に骨折者が出ると喜んでレントゲンを撮るんだけど。その確認だな。』
何だそれ? そんな趣味って。と言うか学校にレントゲン室なんてあってもいいものなのか?
そんな疑問を抱いていると再び何かを持って校長が戻ってきた。
『お二人さん小腹が空いてはいないかね? これね。私が作ったカップラーメン。良かったら食べてみてね。』
校長が作った!? この人はいったい何者なんだろう。ただ、確かに小腹というかお腹は空いているしありがたくはあるけど。
『ではお言葉に甘えて頂きます。』
同僚が受け取ったカップ麺は至って普通のよく見かけるものだった。ただ蓋の部分に描かれているのは何ともシンプルなキノコの絵と赤い文字できのこラーメンと書かれているだけだった。
『お前の分も作ってきてやるからちょっと待ってて。』
なんて優しい同僚なんだ。またまたお言葉に甘えて不思議なきのこラーメンとやらを待たせてもらおう。
『お待たせ。もう出来てるんだけどさ、その蓋の上で温めといた銀色の袋あるだろ。それ後乗せかやくみたいだからそれ入れて食えってさ。』
『ありがとう。』
後乗せか。なかなかこだわって作られているカップ麺なんだな。これはもしかして期待できるんじゃないか?
さっそくかやくの袋を開けて見ると中からきのこのいい香りが漂ってくる。おいしそ…うな匂いだけど…。中から出てきたのはヒョロヒョロにやせこけたブナシメジが3本だけだった。
何だこのかやくは匂いに反してなんてみすぼらしい具材なんだ。
『お! このかやくずいぶん豪華だな!』
えっ? このヒョロヒョロブナシメジが?
そう思い同僚のカップ麺を覗き込むとそこには何とも肉厚なシイタケが2個乗っているではないか!
何でだよ。同じパッケージだったぞ。それなのにこの格差は何なんだ?
そんなことを思ったあたりで今日は目が覚めた。
ダメだよ。中身はちゃんと一緒にになきゃ。全くおかしな学校だった。
さて、明日も夢日記を書いていこう。
【2021 9月夢日記 ~ji-jyo~】
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