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2021夢日記 面倒くさ過ぎる決まり事 ji-jyo 9月2日


僕は今年に入ってから毎日、夢日記を書いている。過去のものは月別にマガジンを作成してあります。

昨日の夢は何て面倒くさいんだと感じるような展開だった。

始まりは深夜に1人でドライブをしているところからだった。

特に目的もなく車を走らせていたが急にトイレに行きたくなってきた。
幸い、走行中の道路沿いにはいくつかコンビニの看板が見えている。
とりあえずどこでもいいからコンビニに入ってトイレを借りることにした。

一番手前のコンビニの駐車場に入ると、深夜ということもありガラガラだった。我慢の限界に近かった僕には好都合だ。これならきっとすんなりトイレにも入れるだろう。

急いで車を停めて店内に入る。駐車場はガラガラだったのに、店内には思いのほか3人くらいお客さんがいるようだった。
そんなことを気にしている場合ではない僕は、真っ先に男性用トイレに向かい扉に手を掛けようとした。
その瞬間、一気に絶望感に襲われる。先客がいる。扉の取っ手の上には赤い使用中のサイン。ここまで来てお預けか。おいおい勘弁してくれよ。こっちはもう限界ギリギリな状態なのに。
ここは…。何食わぬ顔をして女性用のトイレを拝借するか。いやいやそれはさすがにやめておこう。

仕方ないトイレが空くまで待つしかない。でもただじっと待っているのも辛すぎる。ここは気を紛らわす為に何か買い物を先にして時間を潰そう。

早くトイレに行きたくてあまり頭の働かない僕は、何故かとりあえずレジ近くにあったバームクーヘンを一つ手に取りレジへ向かった。

『いらっしゃいませ。現金でよろしいでしょうか?』

『あ、はい。』

『180円になります。』

僕は200円を出し、

『お釣りと袋は結構です。』

そう言い残しバームクーヘンを手に取り急いでトイレに向かおうとしたとき、

『あっ、お客様お名前を書いてもらっていません。お手数ですがお名前を。』

『はい? お名前って?』

『本日から現金でお支払いの商品には、その場でお名前を書いていただく決まりとなっております。』

『え!? そんなの聞いたことないよ。それよりトイレ…。』

『書いていただかないと困ります。国の法律で決まっていることですので。』

何を言っているんだ。そんな訳の分からない法律、聞いたこともないぞ。ネットニュースもさらっと毎日見てるのにそんなことどこにも書いてなかったはずだ。でもとりあえず早く書かないとトイレにもいけない。

『あの、それじゃあペンを貸してもらえますか?』

訳の分からない決まりごとの為に名前を書こうとしたところで今日は目が覚めた。

おかしな夢だった。あんなに変なことに巻き込まれるくらいなら欲しくもないバームクーヘンなんて買わなければ良かったと思う朝だった。

さて、明日も夢日記を書いていこう。


【2021 8月夢日記 ~ji-jyo~】


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ji-jyo
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