2021夢日記 邪魔する感情、飲みたいジュース ji-jyo 8月24日
僕は今年に入ってから毎日、夢日記を書いている。過去のものは月別にマガジンを作成してあります。
昨日の夢はいらないプライドのようなものに迷わされる展開だった。
始まりは蒸し暑い昼下がり、団地の駐車場で車に乗っているところからだった。
運転席には自分が、助手席には友人が乗っていた。
車内の温度は明らかに30度は超えているであろう状況にも関わらず、団地内にいる僕らはエンジンもかけずにそこでおしゃべりをしていた。
『なあ。これ暑すぎるよ。もう汗だくだもん。どっか涼むためにもドライブしようぜ。』
『いやいやそんな時間ないだろ。もうじきあいつらも来るからもう少しの辛抱だ。』
僕らは他の仲間たちを待っているようだった。それにしても何でわざわざエンジンを切った車で待っているのかは理解に苦しむ展開ではあった。
『俺ちょっと飲み物でも買ってくるわ。何がいい?』
『暑くて何も思いつかん。まかせるわ。』
友人は熱中症寸前のように虫の息だ。とにかく早く水分を取らせなければ。僕は急いで近くの自販機に向かった。
5台くらい並ぶ自販機の前に着くと、1本は友人の為に迷わずスポーツドリンクを買った。次は自分の分だと思ったがどれにしようか。
早く友人の元に戻らなければと思いつつも、何故か気になる自販機のラインナップを吟味し始める。
やっぱりここは無難にお茶か。いや、水の方がいいか。お茶もいいけど利尿作用がなんちゃらとか聞いた記憶も…。それとも同じくスポーツドリンクか。
何でこんなに迷っているのか甚だ疑問ではあったが、なかなか決まらない。そこへ目に飛び込んできたドリンクに一気に心が奪われる。
デカビタC。懐かしい。もうずいぶん長い間飲んでいない。これだ。これが飲みたい。でも今じゃない気もする。こんな蒸し暑いときにこんな甘ったるい物を…。でも飲みたい。
いや。待てよ。普段こういったエナジー系を飲まない僕が、急にこんなドリンクを飲んでいたら友人にどう思われるだろう。何かしら突っ込まれそうな気もするな。それはそれでなんだか恥ずかしい。そんな思いするくらいなら、やっぱり無難な選択をするべきか…。あっ!
この炎天下の中、熱中症になりかねない友人を待たせて、しかも優柔不断極まりない僕は、気が付くとデカビタCのボタンを無意識に押していた。
あーあ。買っちゃったよ。いいのかこれで。どう思われるんだろう。もういっそこの場で開けて飲み干してしまおう。そう思ってキャップを回し切るところで今日は目が覚めた。
おかしな夢だった。確かに僕は普段エナジー系のドリンクは飲まないけれど。少なくとも友人にどう思われるかなんて気にしたりはしないんだけどな。
さて、明日も夢日記を書いていこう。
【2021 7月夢日記 ~ji-jyo~】