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2022夢日記 長すぎるLINE jijyo 1月18日
昨日の夢はちょっと困惑させらるような展開だった。
始まりはフルーツジュースの移動販売の前に並んでいるところからだった。
前には3人ほどの先客がいたがどうしてもミックスジュースが飲みたかった僕はおとなしく順番が回ってくるのを待っていた。
ところがこのお店は注文を受けてからブレンダーを回し作り始めるこだわりようで3人しか前にいないとは言ってもかなりの時間を待たされることになってしまった。
どうしよう。飲みたいのは飲みたいがまさかこんなに時間がかかるなんて。自分の順番が来たとしてもそこからまた作ってもらうのにも時間がかかるのか。諦めようか迷い始めたとき裏から聞き覚えのある知り合いの声が聞こえてきた。
『よう! 久しぶりだな。』
『ああ。久しぶり。外回り?』
『そうなんだよ。営業先の帰りでさ。で、唐突なんだけどこれうちの会社の子なんだけど、お前が知り合いだって話したら紹介してくれってことでちょっといいか?』
『え? ああ、まあ構わないけど。』
知り合いの後ろには会社の部下なのだろうか。女の子がやけにニコニコした顔をしてこちらを見つめていた。
どういういきさつでこの流れになったのかよくわからないがいざ僕に向かって自己紹介を始めようとしたとき知り合いのスマホが鳴り出した。
『やっべ! 部長からだ。遅くなっちゃったからな。絶対怒られる。おい! 自己紹介はまた今度だ! 早く行くぞ! 悪いな。また今度改めて。』
『あ、ああ。別に構わないよ。』
何だか慌ただしい展開だったと思ったそのとき、
『あの! LINE! LINEだけ交換お願いします。』
『あ、はい。じゃあこれ。』
別れ際の一瞬のやり取りで彼女は僕のQRコードを読み取りそのまま去って行った。
いったい何の時間だったんだ。でもそんな一幕のおかげでようやく次でミックスジュースにありつけるところまで来ていた。いざ順番が近づいて来ると何だかやっぱりマンゴージュースの方が気になり出したときスマホからLINEの通知音が鳴り響いた。
さっきの女の子からだろうか。
スマホを取り出しLINEを開くと確かにさっきの女の子からなのは間違いない。が、トーク画面を開いた瞬間とても自己紹介とは思えないほどの長文が目に飛び込んで来た。さっきの今でこんな長文を作ったのだろうか。
<初めまして! コウと申します。>
始まりこそ普通の自己紹介だったが、そのあとは自分の出身地から生い立ち、趣味はもちろん好きなもの嫌いな物、自分にとっての座右の銘、そして下の方にスクロールすると何故か今日の天気、そして株と為替の動きなんかも書かれている。いったいこれは何なんだ。
途中読むのも面倒になり思いっきり下にスクロールしたとき、立て続けのLINEが届く。
<これから毎日私がその日の情報をお送りしますね。>
何でだよ。やめてくれ。そう思ったところで今日は目が覚めた。
自己紹介。癖が強すぎるだろ。結局フルーツジュースは飲めなかったなと思う朝だった。
さて、明日も夢日記を書いていこう。
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