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2021夢日記 ジャングルのゴリラと悪ガキ ji-jyo 7月26日


僕は今年に入ってから毎日、夢日記を書いている。過去のものは月別にマガジンを作成してあります。

昨日の夢は、なんとなく残念な気持ちと複雑な気持ちになる展開だった。

始まりは蒸し暑いジャングルの中を彷徨っているところからだった。

僕はとてもジャングルには適さない軽装で、暑さにうなだれながら歩いていた。

どこに向かっているのかも、何の目的があるのかもわからないままに歩いていると、近くで何やら人間の声が聞こえる。声の感じからして数人の子供たちのようだ。

『おい! いたぞ! まだ子供だ。石をぶつけて倒すぞ!』

何かを発見したようだ。狩りでもしているのだろうか。子供たちにも狙っている獲物にも気づかれないようにそうっと近づき様子を伺った。

草木の影に隠れながら慎重に近づくと、そこには3人の子供と、小さな子供のゴリラがいた。

子供のゴリラは少し弱っているようで、向かってくる子供たちに怯えていた。

『よし! 投げろ!!』

子供たちはそんなゴリラに対して事もあろうに石を投げつけ始めた。見るからに狩りのためではなく、ただただいじめる為に石をぶつけているように見える。子供とは言え、見ているこっちは気分が悪い。これはやめさせるべきか迷っているときにそれは現れた。

親ゴリラが助けに来たのだ。

でかい。子供のゴリラとは比べ物にならないほどに遥かにでかい。
しかも身にまとうオーラからは凄まじい怒りが感じ取れる。

これは逆に子供たちが危険だ。かといって自分が出て行ったところで救えるどころか返り討ちに合うのは容易に想像できる。

しばらく傍観していると、やっぱり予想通りの悲劇的な展開が幕を開ける。

怒り狂ったゴリラは子供たちに向かって突進し始める。あの大きな体からは想像できないほどの俊敏な動きで一気に詰め寄る。
恐れおののいている子供たちは腰を抜かして動くことはできない。
そこへ子供の一人に向けてゴリラの激しい平手打ちがさく裂した。
攻撃を受けた子供は体ごと吹き飛ばされ木にぶつかり動かなくなった。
その後は残りの子供たちも同じような末路だった。

制裁を終えた親ゴリラは子供のゴリラを抱えてジャングルの奥へと消えて行った。あの人間の子供たちは死んでしまったんだろうな。そんな風に思ったあたりで今日は目が覚めた。

子供は時に残酷なことを平気でやってしまう。わからないこと、知らないことがあるが故の行動かもしれない。けれど、だからと言ってなんでも許されるわけではないのが現実なのかもしれない。しかし…。ゴリラをいじめていた子供たちが悲劇的な末路を迎えても、逆にスッキリして当たり前だろと思ってしまう自分もまた残酷なのだろうかと複雑な気持ちなる朝だった。

さて、明日も夢日記を書いていこう。


【2021 6月夢日記 ~ji-jyo~】


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