2021夢日記　　マジックマウンテン　　ji-jyo　12月30日

僕は今年に入ってから毎日、夢日記を書いている。過去のものは月別にマガジンを作成してあります。

昨日の夢はおかしな山に迷いんでしまう展開だった。

始まりは友人の知り合いの結婚式に招かれているところからだった。

直接自分とは関係のない人の結婚式に行くことになるなんてそれだけで不思議な状況だったが、よりにもよって式を挙げる教会は小高い山の頂上にあった。友人の車で乗せてきてもらったので文句は言えないが、わざわざこんなところまで来なければいけないことと直接の親しさのなさに内心ぐったりしている状況だった。

ようやく頂上の駐車場に到着し教会の方へ向かっていると、

『あっ！　しまった！　車にカメラ忘れてきた。すまんが取って来てくれないか？』

友人がそんなことを言うものだから仕方なく車に戻ってカメラを持ってくることにした。

戻りがてらまた頭の中ぶつぶつと一人考え始める。
いやーやっぱりどう考えても僕は場違いだろ。なんでこんな結婚式に来ているんだろう。いろいろ考えてもしっくりくる理由が見当たらない。下手したら誰かいい女性でもいないかと物色しにきた男だと思われてしまっても仕方のない状況ではないだろうか。嫌だ嫌だ。決してそんなつもりはないんだ。
カメラを渡したらやっぱり急用が出来たと嘘でもついて先に帰ってしまおうか。とは言ってもここは山の上だけれど。

そんなことを考えながら友人の車のドアを開けカメラを探そうと中に入った途端おかしなことが起きる。

僕は今確かに車を開けて中に入った。はずだ。ところが何故か気付くと車の中ではなく駐車場に立っている。いやいや、駐車場から車に入ったのだから駐車場にいるはずはない。いやでもここは駐車場だ。あれ？　と言うか車はどこだ？　今、確かに乗り込んだんだ…。

なんだこれ？　だってカメラを取りに戻って車に…。そしたら車がない、と思ったらさっきまで目の前にあった教会すらなくなっているし、しかも周りには誰もいないぞ？

ああ。これは。これは夢かパラレルワールド的なやつなのか？　とにかくどうしていいかわからないが、ここにいても仕方ない。ちょっと無くなった教会があった頂上に行って周囲を確認してみよう。

頂上に上ると山の反対は崖になっていたが、なんかアスレチックのような造りになっていた。何だここは？　これは…降りろと言うことか。

もう本当に何もかも意味不明な展開だが、目の前に現れたこのアスレチックを攻略しろとでも言われているような気がしてとにかく崖を降りてみることにした。

大して厳しくもないコースを順調に降りて行くと山の中腹に洞窟のようなものを発見した。

中を覗くとどうやら松明のようなものが点いているようで明るい。恐る恐る中に入ってみるとテーブルの上にいくつかのお皿、その中には大きなイチゴの入ったイチゴミルクが並べられていた。お皿の脇には青い取っ手の付いたフォークかスプーンかわからない奇妙なアイテムが置かれている。

これは食べろと言うことか？

そんな風に思っていると中から聞きなれた声が聞こえてきた。

『遅かったじゃないか。カメラ持ってきてくれたか？』

そんな友人の声を聞いたところで今日は目が覚めた。

遅かったじゃないんだよ。何なんだこの山は。カメラどころか教会だって無くなってたよといろいろツッコミどころ満載の夢だった。

さて、明日も夢日記を書いていこう。

【2021　11月夢日記　～ji-jyo～】

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