2021夢日記 マイタンブラーとマラソン ji-jyo 3月19日
僕は今年に入ってから毎日、夢日記を書いている。過去のものは最後にご紹介しておきます。
昨日の夢は予期せぬ事態に巻き込まれる展開だった。
僕は友人と一緒にどこかの駅ビルに来ていた。
『ほら、これ。持ってきてやったから、しっかり手に持っとけよ。』
そう言って友人が渡して来たのはステレンス製のタンブラーだった。
『いいだろ?俺のマイタンブラーとお揃いだぞ。』
『なんでタンブラー持ってないとダメなんだよ?』
僕は当然の疑問をぶつけてみると、
『まあ、それが店に入るためのパスポート代わりみたいなもんよ。』
その答えに疑問が解決されることはなかったが、友人が案内するままに駅ビルの奥へと進んでいった。
今回の目的の店の前まで来ると、そこには大きな酒瓶のオブジェがたくさん並んでいた。どれも見上げるほど自分の背丈よりも大きく、よく見るビールの銘柄やリキュールの瓶がそのまま精工に作られたものだった。
でかすぎるオブジェに圧倒されながら通路の一番奥に着くと、店の入り口に従業員が立っていた。
『マイタンブラー、もしくはマイジョッキを確認させていただきます。』
本当だ。友人が言っていたようにそれらを持ってないと入店できないルールのようだ。
得意げにタンブラーを見せる友人に続いて僕も借り物のタンブラーを見せていよいよ店内に入った。
その店は変わった作りで、入り口を通ると最初にあるのはダンスフロアのような大きなスペースが広がっていた。
多くの客が先に来ていたようで、みんなの手にはそれぞれマイタンブラーやマイジョッキを片手に何かを待っていた。
ずいぶん賑やかな雰囲気だったが、どこか異様な殺気も立ち込めている。
『何が始まるの?今日は普通に飲みに行くんじゃなかったっけ?』
僕が友人に問いかけると、
『ああ。飲みにきたんだ。いいか?準備しろ!もうスタートの合図が鳴るころだぜ!』
こいつは何をいってるんだ?なんとか言葉の意味を整理しようと頭を使っていると、隣にいたおじさんがいきなり威嚇してきた。
『あんちゃん!若いからって余裕かましてると痛い目みるぜ!!』
なんなんだこのおじさんは!?
とにかくよくわからないが、こんなに煽られて腹が立ってきた僕は何が始まるか知らないが、絶対に負けん!と強く心に誓いその時を待った。
『来るぞ!!』
友人がそう言うと、
F1のスタートの時と同じような電子音が聞こえて、その合図と共に大勢の客たちは一斉に走り出した。
店の奥の扉を抜けるとその先は長く延びるマラソンコースになっていた。
『おい!これ何なんだよ!?』
とにかく全速に近い勢いで走りながら友人に話しかけると、
『バカ!今は話してる暇はないんだぞ!とにかく上位10人に入らないと飲めないから急げ!!』
そんなこと言われても。なんで飲みに来たのにガチのマラソンをさせられているのだろう。といったところで今日は目が覚めた。
さて、明日も夢日記を書いていこう。
【2021 2月夢日記 ~ji-jyo~】
【2021 1月夢日記 ~ji-jyo~】