2021夢日記 丘サーファー対丘サーファー ji-jyo 9月18日
僕は今年に入ってから毎日、夢日記を書いている。過去のものは月別にマガジンを作成してあります。
昨日も夢もいつものように訳の分からない展開だった。
始まりは暗く曇った海岸に設置されたサーフィン会場にいるところからだった。
僕は連れの女の子と出来もしないのにサーフボードを抱えてエントリーの順番を待っていた。
『ねえ。やっぱりやめようよ。だって俺サーフィンなんてやったこともないよ。』
『いいんだって。大丈夫。だって参加するだけで豪華賞品が当たる抽選券がもらえるんだから。それにうまく出来なくて波に飲まれたところで死んだりはしないわよ。』
『そりゃあそうかもしれないけどさ。見てよあれ。今日は曇ってて海が荒れてあんなに波もでっかいよ。それにめっちゃ冷たそー。ていうか君はサーフィン出来るの?』
『出来ないわよ。だってやったことないもん。』
素晴らしいよ。君のその度胸は素晴らしい。よくもやったことのないサーフィンを、たかがくじ引きの抽選券の為だけにやろうと思えるな。だって参加して豪華賞品がもらえるんじゃなくて、もらえるのは抽選券だというのに。
そんなことを考えてたら後ろに並んでいたチャラ男サーファー二人組が絡んできた。
『はは。お前らビビってんならやめておけ。今日の波はなかなかハードだぜ。俺らみたいなベテランじゃないとまず波に乗ることさえ出来やしないね。』
何なんだ。こっちは変な状況に巻き込まれてそんな煽りに構っている場合じゃないんだよ。何だか今日はとんでもないことになってしまったな。
あーでもこーでもないと考えていると、気付けばエントリーはとっくに終わって自分たちの番が回ってきてしまった。しかもよりにもよってさっき煽ってきた後ろのチャラ男二人もセットで海に入るようだ。
『お前ら俺らの邪魔すんじゃねーぞ! よし! 行くぜ!!』
チャラ男たちは勢いよく荒れ狂う海に駆け出して行った。遅れを取りつつ僕らも海に入ってみたが、、、 やっぱりだ。相当冷たい。
『まじダメだ。凍える。もういいや。出来はしないけどさっさと適当な波に乗って岸に戻る事にするよ。』
『そ、そうね。この冷たさは尋常じゃないわ。』
後ろからさっきのチャラ男たちを見るといっちょ前にパドルはベテランサーファーのように見える。あいつら口だけじゃなかったのか。
まあそんなことはどうでもいい。とにかくなるべく岸から近くて乗れそうな波に乗って戻ろう。
チャラ男たちの前の方で適当な波が来るまでやり過ごしていると、チャラ男たちもなかなか波に乗ろうとしない。と言うよりさっきの勢いのあったパドルとは違ってなんだか慌てふためいているようだった。
そうこうしているうちに程よい波が押し寄せてきた。よし。これしかない。連れの女の子も同じように感じたようだ。僕らは初めからサーフィンをしようなんて考えておらず、サーフボードを使ってまるでボディーボードをするように立つことなく小さな波に乗り岸へと戻った。
岸からまだ沖の方にいるチャラ男たちを見ていると大きなブザーが鳴り、どうやらチャラ男二人は時間切れになってしまったようなところで今日は目が覚めた。
サーフィンは楽しそうだけど。どうせならもっと晴れた温かい海の中でやりたいな思う朝だった。
さて、明日も夢日記を書いていこう。
【2021 8月夢日記 ~ji-jyo~】
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