盲点 慣れてきた時に起こるミス
「盲点」の意味は、みなさんご存知であると思いますが、「見落とし」と言い換えればわかりやすいでしょうか。ただ見落としというものは、「無知であるが故の見落とし」と「知り過ぎているからこその見落とし」があると感じています。タイトルの「盲点」は、主に後者を表すにふさわしいものと思うのです。
いきなりなぜこの話を始めたのかと言いますと、YouTubeでライブ配信というものを数年前にちょっとだけお遊び程度にやっていました。それから時は経ち、またやってみようかと思い立ち、新たなアカウントで設定を始めたのですが、頭の中は「半分知っている感じ」なわけです。
そこに落とし穴がありました。
逆に、初心者が一から丁寧に手順を守りながら進めていれば起こらなかったトラブルでした。
具体的にすこしだけ話すと、PCを使ったライブ配信をする場合、それ用のソフトを使います。その設定を済ませ、いざ始めようとするのですが、エラーになり開始できない。
Youtubeで電話認証(ライブ配信許可のため)→24時間で有効→ライブ配信。
このように、解説ブログでも書いてあったはずのですが、24時間経ってもエラーがでて始められない。
解決策を調べたり悩んだ末に、おそらくですが、大元のYoutube管理画面で、まず1回「ライブ配信をするボタン」を押さないといけないようでした。
申請から24時間ではなく、認証が通ったのちの初回入場(ライブ配信するボタンを押す)から、24時間後という理解を私はしました。(申請も済んで「さあ始めよう」から24時間待たせるのはおかしい気もしますが、夜中のラブレターでしょうか)。
(う〜ん、「すぐに配信を開始することもできます。」?)
もしかすると、参考にさせてもらった設定解説ブログなども、そう書いてあったのかもしれず、それがまさに、なまじ経験者であるがゆえの「はいはいはい、そうだった。24時間待つんだよね」と、重要なところをふんわり読み飛ばしてしまうという盲点となっていたのでしょう。
この盲点を防ぐためには2つの方法があります。
一つは、新人をあえてそばに置くことです。
新人が、「なんで、あれってああなんですか?」と素朴な指摘をしてくれるることで、「え?(確かにそうだな・・・なんでだろう)」という、盲点の気づきを得ることができます。
もう一つの方法は、自分がその役割(新人)を担うことです。様々な視点から見てみることで盲点をなくすということです。この方法のメリットというか、副次的な効果として、「相手の気持ちがわかる」ため、トラブルは減るかもしれません。
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