痛い草ばかりのベルギーの田舎【ベルギー日記n°95】
私の住むベルギーの田舎には、この草がたくさん生えています。
「セイヨウイラクサ」という名前で、触ると、痛いんです。庭やら道端やら、そこら中に生えているので、うっかり触ってしまうと大変なんですが、1度うっかり触ってしまいました。歩いている時に気づかずに手が触れてしまいました。それほどひどい症状はないんですが、そのあと3日間くらい皮膚がヒリヒリチクチクする嫌な感覚が続きます。
イラクサの中のたんぽぽの綿毛とかを子供が取りに行こうとするので、追いかけて引き返させないといけません。
公園の遊具の周りにも生えてたりして、間違って落っこちたら色んな痛みで大惨事になりそうです。
このイラクサの最盛期は、たぶん5月頃で、最近やっと少なくなってきたなぁと思っていたら、今度はこの草がうじゃうじゃしてきました。
「セイヨウオニアザミ」という名前らしいです。鬼です。見た目も名前もいかにも触ったら痛そう。だから試しに触ってみたらめっちゃ痛かったです。
せっかくイラクサの勢いが無くなってきたと思いきや、今度はこいつが勢いを増してきたのでがっかりです。自分は気をつけられるので問題ないんですが(イラクサうっかり触ったけど。。。)子供を追いかけるのが面倒くさい。
この2つの草だけでなく、なんか、やたらと周りにトゲトゲした草が生えています。
茎の所にトゲがあります。地面を這うように伸びていて、素足で足引っ掛けたら痛そうです。
オニアザミの仲間?名前にトゲと入るほどトゲトゲです。
なんでこの辺はこんなに痛い草がいっぱいあるんでしょう。夫に聞いたら、昔この辺は牧場だったからと言っていましたが、牧場に痛い草ってあるのか?牛とかだって触ったら痛いんじゃないのか?と、結局理由はよくわかりません。
ところで、これらの草を調べるのに、「picture this」というアプリを使っています。写真を撮るだけで、その植物の情報が得られるアプリで、とても便利です。
アプリでいろいろ調べてると、名前に「セイヨウ」がつく植物が多く、こんなところで私、西洋にいるんだな、、、と実感しています。
ということで、これからも西洋の痛い草に囲まれて生活していきます。
ベルギーに来る方も、痛い草に気を付けてください。特にイラクサは見た目がトゲトゲしていないので要注意です!(観光地や他の都市の草状況は知らないので、もしかして生えてないかもしれませんが。。。)