見出し画像

これが、鬱?

今年の1月、鬱病と判断されて。
診断書に「勤務に配慮を要する」としてもらい
処方された薬を服用しつつ在宅勤務を続けていた。

そのうち、症状がなくなると思っていた。

それが甘かったと実感したのは、2月半ば。
人と話すことが嫌になった。突然。

私は当時、小さいけどコールセンターに勤務していたから
とにかく話さないと仕事にならない。
話すにしても、「最短で分かりやすく」「感じよく」伝わるように
考えながら話す必要があったので、頭をフル回転して仕事をしていた。

それが、もう無理!できない!話したくない!!と。
仕事を休もうにも、「休みます」という連絡すらしたくない。
会社の人と話すには、ある程度「社会人」としての自分で
対応する必要があるのに、それすら無理だった。
上手く説明できないけど、とにかく無理だった。

結局、その日、夫が会社に連絡を入れてくれた。

「自分が連絡するから休みなよ」と言ってくれた夫に
私は「それは社会人としての最終手段だからダメだ」と固辞した。
けど、夫は言い聞かせるように「もう、最終段階なんだよ」と。

その言葉で、力が抜けた。
私は、私が思っているよりギリギリの崖っぷちにいるんだと
頭をガツンと殴られた気分になって
それから、この状態が悲しくて悲しくて涙が出て。

私は、自分の鬱病は大したことないと思っていて。
自宅療養とか、大袈裟だと思っていた。
けど先生の判断は正しくて、最初の診療で「自宅療養」を
受け入れて休んでしまえばよかった。

今になってそう思うけど、鬱病と付き合うのは
本当にやっかいなことだと、この後も散々思い知ることになる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?