見出し画像

正直者は嘘をつきたくない

10代にありがちな、「果たして自分とはどんな奴なのか?どんな要素で構成されているのか?」とはまた違う意味で不可避になるのは、30歳フェーズの転職活動である。

27のときは、経験が少なかろうが自己認識が浅かろうが、俗に言う若さくんによってそれらを補うことがしやすい。
しかし2社で営業のキャリアを積むと、少なくとも転職活動を 成功 させたいなら、最後には必ずウソをつかない、正直に自分を曝け出す。ことを迫られる。というかそのために、本当の意味で本当の自分を相手に正しく伝え、成功させるために、人の力を借りなくてはならない。いわゆる、他己分析である。

>イメージはその人に必要な最低限を攻められてるなって
下手な煽りでふっかけないし、かと言って煽てて高いとこに落とそうともしてないと言うか
変な嘘というか営業トークらしいこと言わないので、合うタイプには絶大な信頼が生まれてる気がします
顧客側としたら、コスパ良く安全ルートいけるのでウィンウィンじゃないかと
先生側からも一部でそうなってましたし

ただ、見栄を張りたい、お金で安心したいって人との交渉は上手くいってるイメージ無いですねえ

これは最終手段的に使った、前職(3年3ヶ月前まで、4年10ヶ月勤めていた)の当時事務バイトの2個下からの返答である。
2ヶ月モヤモヤしていたことが、たかが数分で自分のことながら他人によって腹落ちする。転職活動してる人には、とことん自分で自分を認識しようとしたうえで、最終手段で他者をつかってほしい。全く自分では想像すらできないワードによって脳を納得させられる。

最低限を攻められる
コスパよく安全ルートいける

こんな言語化は、自分だけでは1億年かけても出てこなかったし、そんな見方をできるメタ認知も持ち合わせていなかった。あとはこれを面接官に伝わるように伝えるだけである。

見栄を張りたい、お金で安心したいって人との交渉は上手くいってるイメージ無い

これも自分の内側からはワードとして出てこない。言われてみれば本当にその通りで、特に前職、見栄張り親、金かけて自分を納得させたい親、つまり高単価獲得率が圧倒的に少なかった理由は、営業スキル云々以前に「そもそも自分にとってまずそいつらが嫌い。」だから関わりたくないし、正直に在りたいから正直に面談し、結果正直に向こうからも選ばれない。会社的には損失だが、両者にとっては損失ではなかった気がする。なので、この思考と真逆の人間とは本当にウマが合わなかった。というか、わかりやすく険悪だった。気持ち悪いから、無視する。わかりやすい正直さである。

色々考えたが、今後は↑をベースにシンプルに自分の営業としてこういうカテゴリです。嫌ならはねて、いいなら受け入れれば。というスタンスで挑もうと思う。

理想は、3日後にそれが受け入れられて活動が終わることであるが。
自分は自分がそこと合うと思ってるから期待はしてるが、向こうから跳ねられたらそれまでの話で、こうして事前に文字で残しておくことで、跳ねられた時のショックを予防しようとするバリアなだけであるが。

何はともあれ、↑のような考え方に近い人間にとっての転職活動とかで、少しでも参考になればと思った。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?