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歩きすぎて爪下血腫 〜民生委員徒然草4〜

とある日曜日、午前はちょっと肉体労働、午後は福祉関係の相談打ち合わせ、夜は地域の集まりがありそのまま忘年会という流れの為、移動は全部徒歩にしました。

で、普段あまり履かない靴で歩き回りその歩数2万歩越えという状況になったのは良いんですがあまり高くないむしろ安い部類の靴故、ソールが若干硬くなっていた事と外反母趾気味の左足親指爪が爪下血腫になってたという始末。
運動不足や合ってない靴などでなるそうですね。
今回は靴底が硬くなって来ていたのも原因でしょう。

さて私は身体に微妙にトラブル抱えてるとは言え元気な部類ですのでこの程度ですが、ご高齢の方がウォーキングやジョギングなどを始めて、尚且つしばらく運動不足気味だったからなどの理由だとこれ頻発する様ですね。

一つは足指を普段使わない(歩かない)環境で弱っている部分に負担がかかる事、また一つには靴をちゃんと合わせて買ってないなどがあるようです。
自身の足のサイズはわかってるので通販で買うことが増えて来てるという場合には特に通販でウォーキング用の靴を買ったり、ジョギングシューズを買ったりしてしまいがちだそうですが足は長さのほかに高さや幅、形に合わせないと運動時には過度の負担になってしまうというのがあります。

若いうちは柔軟性もありますが歳をとって身体が柔軟性を失ってくるとそれは大きな負担になります。
爪下血腫になる際に指の爪の中の方が痛く感じたり、足指全体が痛い、派手に靴擦れがあったなどがあると歩く事自体に危機感を持ってしまうので、始める前より動かなくなる人もいる様です。
ウォーキングしてるからジョギングしてるからに逃げて普段の運動量が減ったら本末転倒です。

町中で座って休んでる高齢者の多くが靴が合わなくって足に負担がかかってるなどの報告もありますし、杖を使っていてもフラフラと車道の中央に寄ってくる高齢者は足の痛みを和らげようと負担の少ない方に体重移動をしてしまって交通事故の危険を増やしているなどがあるとか。

確かに歳をとってくるとあちこち痛くなって来ますが、こう言った例の様に靴が合ってないなどもあります。
試着だと水虫の心配があったりしますが、足の形や幅、アートの形状を測ってぴったりの靴を出してくれる店などもありますので高齢であってもウォーキング用、ジョギング用の靴は靴屋さんでまたはスポーツ専門店で!という感じで買うことをお勧めしていく方が良いでしょうね。
同居の家族が車で連れていくのもありでしょう。

また爪の保湿も大事だそうである程度の柔軟性がある状態が望ましいそうです。
とは言え水分があって、不潔にしてるとそれこそ白癬菌が取り付いて水虫になりかねません。
お風呂を面倒くさがる場合は足湯的に使える様なものを工夫すると良いかと思います。
今の時期だと冬休みに入って孫と散歩と洒落込む方もいるとは思いますが座って休むが多い場合には足に過度の負担がかかってると思って良いでしょう。

そういう人を見かけたら一声かけて靴が合ってないかもしれないですよっていうのも良いと思います。

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松本 創
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