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私が自学道場でやっていること

こんにちは、自学道場ヘッドコーチの
やっすーこと安永吉光です。

自学道場について、
色んな方から興味を持っていただいて、
見学や説明で
ご来塾いただくことが増えてきました。

本当にありがたいことです。
心から御礼申し上げます。

そのなかで、1番驚かれるのが、
自学道場の指導方針についてです。

なにしろ、自学道場では、
ほとんど勉強を教えません。

自学道場で最も大切にしているのは、
生徒本人の主体性です。

生徒は自分のやりたい学びを選び取る。
ここが1番重要な点だと考えています。

授業中も、
勉強することを強制しません。
その代わり、周りの生徒の
勉強する権利を奪わないこと
この一点は守ってもらいます。

我々は、勉強は本人が望むタイミングが
1番吸収しやすいと考えています。

本人が望まないタイミングで、
勉強を強制すると、
ほぼモノにできません。

先日、
商店街についての探究の授業のときも、
探究よりワークをやりたいという子もいて、
その子は、別室で黙々と
ワークを解いていました。

そんなに好き勝手にやらせて
本当に大丈夫なの!?
というように考える方も多いです。

しかし、
戦前ならまだしも、
2021年の今において、一人一人が
これだけの自由と権利を持っている中で、
学習の機会を大人が強制するのは、
それこそおかしいのではないかと。

大人が子どもを、
「ああしたい」「こうしたい」と
コントロールすることは、
本当にその子に必要な学びの機会を
奪っていることにもつながります。

その子のタイミングで、
その子が必要としている学びを
提供していけるように、
そして、その子が、
学びを極めていけるようにするのが、
自学道場の役目だと思っています。

結果として、
9割近い子が学校の成績も上げ、
第一志望校合格率は100%
となる年も珍しくなくなりました。

学校の成績や、受験の合格は、
自学道場の目指すゴールではないですが、
エビデンスや成果を過剰なくらいに
求めている現代では、
一つの指標にはなるのかなと思います。

私が自学道場で育てたいのは、
「自分で幸せを創り出せる人」です。

世の中には、出来ない理由を探したり、
他人を羨んでいることに幸せを感じる人も
少なからずいるように思いますが、
自学道場の塾生たちには、

「自分の幸せを創るために学び続ける」

という姿勢を貫いてほしい。

自分の環境は、自分で創り出すものだ
という強い人に育って欲しいと
心から願っています。

そして、そんな子を育てるためには、
親御さんや周りの大人たちも、
学び続けることが何より重要です。

私が実践しているのは、
正解の出し方を学ぶのではなく、
「学び方を学ぶ」ということ。

最近、見学に来られる親御さんを見ていて
とても気になることがあります。

それは、一発で正解にたどり着く、
唯一の方法を求めているということ。

そんな方法は、世の中にはありません。
もちろん、
自学道場の自学道メソッドが、
万人に効果があるとも思っていません。

そして、
一発で正解にたどり着けるようなものには、
大した価値がないということも、
大人たちは気づかなければなりません。

「どうしたらいいですか?」
「うちの子、ダメなんです」と言う前に、
子どもをどれだけ観察して、
どんな手を考えたのか。

そして、親として、
子どもに負けないくらい成長しようと
日々努力しているのか。

「どうしたらいいのか?」を
考えていくことが学びです。

学ぶことを放棄した親の言うことを
子どもが聞いてくれるのでしょうか。

世の中の出来事は、
正解主義ではありません。

今、身の回りにあるものも、
全て修正主義に基づいて
実現されたものばかりです。

一発で正解にたどり着く方法を、
考えずに誰かに聞くのは、
宿題の答えを丸写しする子と
大差はありません。

いや、子どもの方が、
創造力と未来がある分、
上なのかもしれません。

とにかく、大人である以上、

学び続けることが当たり前。

そんな世の中になれば、
未来は明るいと思います。

与えられるのではなく、
自ら学び続ける力を。

自学道の考えが、
少しでも多くの人を救えるように。

私も引き続き精進したいと思います。


今日もnoteをご覧いただき、
ありがとうございました。

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自学道子育てラボ ヘッドコーチ 安永吉光
サポートいただいた資金は、平成30年7月西日本豪雨で被災した子どもたちや、自学道場塾生が作る会社「自学道場キッズカンパニー」の支援に充てさせていただきます。